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12月13日(火)FX相場分析

【 マーケット概況 】

12/12 マーケットトレンド

【 主な経済指標 】

本日の主な経済指標・イベント・要人発言

今日からFOMCが始まり、明日にはFFレート発表とパウエル議長記者会見が行われますが、昨日も述べた通り、0.5bp利上げが想定されています。しかし、本日の米11月CPIが軟調予想なことから、大きく下振れると金融引き締め継続のネガティブサプライズ。

米アフリカ首脳会議ですが、現状の工業をアフリカに移行させたい思惑があると思っています。今さらなのですが、中国の経済的台頭は一党独裁政治下であるために民主主義国家との軋轢が激しくなってきているのは周知のとおり。「我々は怪物を作り上げてしまった。」とキッシンジャーが言っている通り、世界の工場を中国から移転させ、インド・アフリカにシフトさせようと米国は考えているものと思います。とはいえ、インドではカースト制、アフリカでは民族主義や独裁主義が根強く、こういう環境下にアウトソースすることは格差拡大や汚職を増大させる危惧もあり、国益重視という米国の思惑は将来に禍根を残すことになりかねないと感じます。
今後の動向に注目。


============ チャート分析 ==============
【ユーロドル】

【ユーロドル週足】

現在、アップトレンド中ですが、2020年の安値付近が抵抗線となり、以降のヘッド&ショルダーのネックラインからフィボナッチを引くと半値戻しまで来ています。

【ユーロドル日足】GMMA・21EMA

とはいえ、目先は上抜けてトレンドは強く見えています。気になる点は高値を切り下げている事。FOMCを前に様子見となっている事象でしょう。今日は調整の流れを受けて方向感なく午前1時FIXで大きく動き行って来いになるかもしれません。トレードは避けましょう。
少なくとも、英ベイリー中銀総裁発言までにはポジションは閉じること。



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