更新頻度、落ちます
春。そこらじゅうが春。
私の大学は昨日、入学式だった。
といっても大学院のだから、
ワクワクやドキドキはミジンコのめんたまほどもない。
こんな時期だから、今しかないとばかりにクラスの子たちと会話に花咲く新入生を尻目に、さっさと用事を済ませる。
入学式に思い入れはないけど、別なことで羨望と焦燥があった。
国家資格を取る。
入学式の前に学科の同期とスタバでチャイラテ飲みながら、話した。
就活してる子、留学する子、研究に私生活をむしばまれてる子。いろいろいたけれど、共通していたのは、「ちゃんとしぼってる」ことだった。
ずっと前から考えてはいた。そこそこ準備もしていた。でも自分の専門では必須の資格なのに、取ったからと言って役に立つわけでもなく、そんなに周りから応援も推奨もされないと、気持ちは上向かないものだ。ぐずぐずと好きなことばかりやって過ぎる春休み。
正直、まあ忙しいけどGarmin楽しいしそっちと一日に半々ずつぐらいやっていっても間に合うだろうと無意識に思っていた。なんならGarmin極めてスマートキーまでプログラミングできれば鍵開けの時間が節約できてちゃら、とまで考えていた時期もあった。一回30秒かかるから100万回開け閉めしめたら約347日でほぼ1年分だ。理系に育っておいてよかった。
でも、結局それだと楽しめないことに気づいたのだ。自戒の念を込めて資格勉強の本をいつも机に平置きしてるから、気が散ってしょうがない。
根を詰めれば息が詰まる。物を書くのはストレス発散になるし、書くと言ったこともまだ書けていない。ダブルで欲求不満だ。
でも、好きでやっていたことを、趣味の時間に落ち着ける。その間は何も考えずにこっちに没頭する。決意としたたかさを秘めた瞳に出会って、そのほうが楽しいと気付いた。
Garmin Programmingに触るのは、週に1回だけ。
勝負の春が幕を開けた。
追:ヘッダに使わせていただいた画像はMIDORIさん撮影の
「秩父の枝垂れ桜」です。入学式場の桜によく似ていたので。
個人的には桜は散っている瞬間が好きです。