引越し1件につき100円の寄付で、子供たちの命を救う。
アップルはジャパンハートの活動や「医療の届かないところに医療を届ける」という理念に強く共感し、ジャパンハートの活動支援しています。内容はお客様の引越し1件につき100円の寄付です。
例えば、100円の寄付でカンボジアでは「子ども1人の1日分の食事」をまかなえます。全額はジャパンハートの活動のための支援にあてられます。
『大事なこと』
私たちが日々汗水を垂らしながら一生懸命やっている仕事が、お客様、自分たち、まわりの人、そして世の中の誰かのために繋がっています。私たちは、ただ荷物を運んでいるだけではありません。
『支援を決めた背景』
ジャパンハートの創設者である吉岡先生のお話を聞く機会がありました。
吉岡先生は1995年単身でミャンマーへ渡り、以来、自分の貯金を切り崩しながら、そして寄付を集めながら「医療の届かないところに医療を届ける」という理念のもと無償でお金が無くて治療が受けられない子供たちのために医療を続けています。
私は話を聞いて、映像を見て衝撃を受けました。
吉岡先生のように自分のお金や人生を使って、誰か困っている人のために国境を越え、普通の人では考えられない、行動できないようなことをやり続けています。
私も幾度か海外で、貧しい地域のスラム街や難民キャンプ、貧しい国で暮らす子供たちの状況などを自分の目で見てきました。
そのたびに世の中には恵まれない人たちがいっぱいいて、日本という国に生まれているだけで幸運であり、恵まれている、
今の自分の置かれている環境をありがたく感じ、こんなにも幸せな自分や日本の人たちが世の中を嘆いたり、ちっぽけなことで悲しんだりすることに大変違和感を覚えていました。
しかしながら、自分には家族も会社もあり、目の前で守るべきものも多くあります。まずは目の前のことをしっかりとやり、目的・目標を達成すべく精進し、そのうえで自分は自分が考える出来うる社会貢献をしていこうと思ってやってきました。
しかし、まず私たちができることからやらなければならないのではないか、今できることはなんだろうと考えた結果、私たちには会社があるので頑張ってお金を稼ぐことができます。そのお金を支援することがまずは第一歩だろうと考えました。
『支援の目的』
アップルとして、お客様に喜んでもらい、良い会社をつくり、従業員が幸せになれる環境や機会をつくることが目的でもあります。さらに、私たちが頑張って成長することで、恵まれない子供たちを一人でも多く救うことができる。そう、一人でも多くの人に人生をナナメウエへ向けてもらうことが目的です。
『内容について』
アップルが行った引越し1件につき100円をジャパンハートに寄付します。なぜ1件100円にしたかというと、私たちが頑張って成長することで寄付金額が増えていくことになります。私たちの成長が、一人でも多くの子供を救うことにつながることで成長する意義があります。
お客様に対しても、
①ジャパンハートを知ってもらうこと。世の中には恵まれない子供が多くいることを改めて認識してもらうこと。
これは先に述べた通り、日本にいると考えられないくらい世の中には恵まれていない子供たちがいて、比べたら日本で生まれ育っている自分たちがいかに恵まれているかを再認識してもらい、この恵まれている環境にいる自分たちがもっと頑張ろうと前向きに考えて生きてほしいからです。それらを感じてもらうきっかけです。
②自分が誰かのために、役に立っているということを感じてもらいたいから。
人間は誰しもが、見てもらいたい、認められたいという感情を持っていると思います。誰かのために何かをすることで人の役に立ち、少しでも自分の存在価値を感じていただき、また誰かのために何かをしようという気持ちを持っていただければこれ以上のことはありません。そのために「お客様のお金が恵まれない子供たちのために 役立っています。」という事実をつくりたい。
『わたしが想うこと』
僕は、長い人生を通じて人の役に立てる人になりたいと思っています。一人でも多くの誰かのために一生懸命生きる人でありたいと思っています。
一人でも多くの人に「ありがとう」と必要とされることで自分の存在価値を認識でき、誰かの役に立てる自分がいるんだということを認識し、もっともっと頑張れる。
正直、誰かのために頑張ろうと思うのは、本当は自分のためなのかもしれない。自分は心が弱いので誰にも迷惑をかけない、影響しないのであれば何もしようとしないかもしれない。だから、誰かのために頑張ることが、自分の心を豊かにすることなんだと思います。
「じゃあ全部自分のためじゃないか!」と言われそうですが、自分のために、誰かのために頑張ることは悪いことだとは思っていません。結果の話しで良いと思っています。
自分のために、誰かのために頑張ることで、誰かが喜んで笑顔になってくれれば、それは自分が嬉しいことであり、また誰かのために何か良いことをしようと思えてさらに誰かのために頑張れます。 その誰かのためにしたことが結果として多くの人の役に立つのであれば、それはそれで世の中良くなると思うからそれでいいかなと。 結果、一人でも多くの人が幸せになるのであれば、自分のためとか誰かのためとかどっちでもいいかなと。
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