もんじゃ焼|小学校教諭

近畿 | 公立学校小学校教員| 2年生担任| 研究主任 | 情報教育 | 特別支援教育 | ウェルビーイング |学校図書館司書教諭 | MIEE2024-2025|ロイロ認定ティーチャー | AppleTeacher | EDUBASE CREW

もんじゃ焼|小学校教諭

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最近の記事

音読の課題は、Microsoft Teamsでほぼ解決!

結論を先に申し上げると、Microsoft Teamsの課題機能「音読の課題」は小学校現場において有効な機能であることです。 小学校での音読課題は、多くの学校で慣例の宿題の一つとなっています。 発声力や表現力、読解力を向上させる1つの手段として授業中でもよく取り入れられる学習活動の1つです。 宿題でも音読カードなどを教師が作成し、子どもが持ち帰り、保護者などがサインし、次の日に提出することが行われていることが多くあると思います。 音読カードは、私も長い間活用してきましたが

    • まもなくパパ育休終わる

      2024年3月月現在、育休中です。 皆さん、家事に育児にお仕事などお疲れ様です。 2023年度(令和5年度)末となりました。 noteを見ていても、卒業式・卒園式の内容が多くなってきました。 私も今月末をもって、いよいよ育休期間が明けようとしています。 (いわゆる年度初め復帰) 自身の子どもと過ごしてきた数か月間は、本当に豊かな時間でした。 ほぼノーストレスであったので、逆にしんどくなってしまった時もありました。感覚的にはぼーっとする感じでしょうか。 そんなときは、『あぁ~

      • 育休中の平日の過ごし方

        2024年1月現在、育休中です。 今回は、育休中の(子どもがいないときの)平日の過ごし方について、今の心境とともに記していきます。短めです。 育休中は平日に子どもと過ごす時間がたっぷりとありますが、様々な事情で子どもがいない時間もあります。 そんなときの自分の居場所は、 家 のみです。 というのも、パートナーに子どもを任せて一人で食料や日用品の買い物や役所、銀行に行くぐらいなら気負いしなくてもいいかもしれませんが、それ以外の趣味や娯楽に子どもと一緒ではなく一人で出かけるの

        • パパ育休、2023年を振り返る。

          2023年12月現在育休中です。 大みそかの夜、子どもが寝静まった合間を縫ってnoteを記しています。 今年も様々なことにチャレンジしようと様々なことに試みた1年でした。 家族の一員が増え、私たち夫婦としても幸せな日々がさらに増したように思います。 さて、今年のチャレンジの1つに育休の取得がありました。 今の気持ちを残しておき、来年の新たな一歩を迎える整理をしたいと思います。 育休取得で我が子と過ごせる時間をたっぷり作れるこれは言わずもがなかもしれませんが、身をもって感じ

          育業で気づいた社会の温かさ

          2023年12月現在、育休中です。 東京都が育休の愛称を考えたようです。その名も「育業」。 以前の記事で、育休は「育児休業」なのか「育児休暇」なのかという話をしたのですが、こちらはそもそも省略形に愛称をつけるというユニークさです。 子育てをしていると、1日の時間はあっという間です。 時計を見たときには、「え、もうこんな時間。」なんてことは日常茶飯事。 学校のように決められたスケジュールで動くことがないのが家庭のメリットでデメリットですね。 さて、そんな中、家庭と職場だけ

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          育児休暇?

          2023年11月現在、育休中です。 さて、今日は重箱の隅をつつくような話題ですが、印象的な出来事でしたので記します。 結論から申し上げますと、言葉選びって大事だなというお話です。 私が育休を取得する旨を管理職へ報告した数か月後、全職員へも管理職によって周知されました。 その時、管理職より「もんじゃ先生は、〇月より育児休暇を取得することとなりました。」という話がありました。 最初は聞き間違いかなぁと思っていたのですが、別の機会で違う職員の育休発表でも同じ内容であったので、確

          学校の先生の育休取得期間と時期

          2023年11月現在、育休中です。 この記事では、教員で育休を検討しようとしている方をメインターゲットに書いていますが、もちろんどなたでもご覧ください。 1.いつから取得するかさて、育休を取得すると決めたら、悩むことの1つに「いつからいつまで取得するのか」ということではないでしょうか。 学校教員であると、「業務が落ち着く時期」なるものは存在しないと思っています。強いて言うなら、夏や冬の長期休みの時期はほかの休暇もとりやすいので、その時期を検討するのもよいでしょう。 しかし

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          ママサロンはあるけれど…

          2023年11月現在、育休中です。 さて、職場と家庭との往復生活から一変、子育てに比重をおいた生活が始まっています。 今回は第二子ということもあり、産まれたばかりの子のお世話よりも、上の子の日中の過ごし方を考えます。 どこにお住まいの地域でも、自治体や社会福祉協議会などの子育て支援事業やNPO、有志のもので行う子育てサークルなどがあると思います。 最近、それらに参加させていただくことが増えたのですが、やっぱりママサロン系が最も多いと感じるのです。 ここでお伝えするママサ

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          教室での育休宣言

          笑い出す子。 おめでとうと言ってくれる子。 いつ生まれるの? あとから泣く子。 「嫌やって。」 好きな果物何?買ってくるわ。 子どもたちの生の声。 管理職と相談した日の出来事です。 小学校教員として、担任が担任から外れることはどんな理由であれ、影響が大きいことは十分に承知していました。 とるべきかとらないべきか、様々な悩みや葛藤を行った決断の結果、そんな子どもたちの生の声をもらいました。 覚悟はしていたものの、率直に複雑な気持ちになりました。嬉しさ、驚き、悲しさ、辛さなど

          ウェルビーイングって、何なん?

          はじめに 昨今、ウェルビーイングについての研究が進んでいる。 といっても、「ウェルビーイング」という言葉自体は、1946年にWHOで初めて定義された言葉であるので、まったく新しいものではない。 一先ず今日は、ざっとウェルビーイングの入門と思って読んでほしい。 ウェルビーイングの定義 結論から言うと、正確には定義はない。    ・・・え。 例えば、 こんな感じに使われる。 Physical well-being. Economic well-being. Social

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          場のウェルビーイングを考える

          野中さんのnoteを読んで、私自身もこのYoutubeを拝聴した。 30分弱の動画で丁寧に説明されているのだが、自分の理解力では1度の視聴では理解が追い付かず、2回拝聴した。 率直な感想を述べたいと思う。 学び1 日本版ウェルビーイング ウェルビーイングの定義は幅広く、日本国内ではまだ十分に浸透していないのではないだろうか。Well-being研究の第一人者である武蔵野大学の前野隆司教授は、幸福学という視点からもこのウェルビーイングを研究されている。 そもそも、「ウェルビ

          場のウェルビーイングを考える

          全国学力・学習状況調査(算数編)を考える

          令和5年度の全国学力・学習状況調査を小学校教員の目線で考えていく(ひとりごと)の、最終回です。 今回は、小学校算数編です。 算数では、2つだけピックアップしてお伝えします。 正三角形の意味や性質について理解しているかどうかをみる。 問題2(3) 3年生、5年生での指導事項が問われています。 問題を見ていただくほうがイメージはしやすいが、正答である30度と回答している児童は、25%程度だった。 33.2%の児童は、60度と回答している。 これは、正三角形の角は60度をそのま

          全国学力・学習状況調査(算数編)を考える

          質問紙編(令和5年度全国学力・学習状況調査)

          前回の小学校国語編に続き、質問紙の結果を小学校教諭の立場で考えてみる。 注目した点をいくつか述べる。 自分には、よいところがあると思いますか。 この項目は、前回調査と大きな差はない。 だが、9回前の調査からは小中学生共に10ポイント程度上昇していることがわかる。やや控えめな国民性であるといってもよいのだが、子どもたちには自己肯定感の高まりが感じられる。全国で、たくさんの良さを認められたり、感じたりしているのだろう。 先生は、あなたのよいところを認めてくれていると思います

          質問紙編(令和5年度全国学力・学習状況調査)

          令和5年度全国学力・学習状況調査の結果(国語編)

          2023年7月31日月曜日、毎年恒例となっている全国学力・学習状況調査の結果が出た。 義務教育学校の教員であれば、夏休みのこの時期の恒例行事(?)といってもいいのではないだろうか。 いつも思うのは、 「学力って何だ。」 という点である。 この調査の名称は長く使われているのだけど、この言葉が独り歩きしている点がとても気になる。「学力って何だ。」を先生たちで話し合わないでこの結果だけを見ると、受け止め方も解釈も、あっちこっち行ってしまうことが多々あるからである。この結果を読

          令和5年度全国学力・学習状況調査の結果(国語編)

          生成AIに関するガイドラインを読んで

          https://www.mext.go.jp/content/20230704-mxt_shuukyo02-000003278_003.pdf 2023年7月4日に文部科学省から「初等中等教育段階における生成 AI の利用に関する暫定的なガイドラインの作成について(通知)」が出てきた。 現場感覚の個人的な主観を述べるなら、「やっと、出た。」というところなのだが、国の文書はとても丁寧に作られている点を踏まえると、「めっちゃ早く、出た。」と言い換えてもいいだろう。 ChatGP

          生成AIに関するガイドラインを読んで