【異郷日記】1/11/24 面接終わりに思い出す東京の金曜夜

朝7時起床。朝練してから、面接準備。お腹が空いてからごはんを食べた。今日は11時からの面接があり、そのためにプリンターで印刷してほしいものがあった。昨日から改めてお願いしておいたので、家人にプリンターを差し替えたか聞くとまだだった。二年前のセールで買ったのに、まだ昔のプリンターを使っている。マゼンダもシアンも出ないので、黒と黄色に印刷されるプリンター。黒いインクを使い切りたいのだという。それもわかるので、新しいものと二つ併用して使えるようにセットしてほしいと何回も言っているが、未だ実現していない。セットアップを私と一緒にやる時間がなかったからと言って、パソコン系が不得意なので完全に私頼みの様子。時間がないのに、のんびりと自分のラップトップの画面で開いていた写真を消していたので、必要ないし、はやくしてほしいと言ったら、すぐ怒ると怒っていたが、もう面接前に無駄なことに時間もエネルギーも割きたくない。そもそも直前までこんなことをしている自分もよくないと反省した。

面接へ。準備したが、なんとなくプレゼンでいうことを忘れそうだし、緊張していたが、開き直っていた。こういうやぶれかぶれに近い開き直りはある意味では強みだと思う。子どもの頃から、ピアノの発表会など、練習はイマイチでもなんとかなったりして、両親から本番に強いと言われていた。前の候補者の面接が押したそうで、30分近く待った。その間に、また新たなシナリオと質問を渡されていたので、それを考えていたら時間は難なくすぎた。途中で設問を勘違いしていることにも気づいたし、修正できてよかった。

時々、スタッフたちがその待合室にきて、ウォーターサーバーで水を飲んでいた。前の候補者らしき人が玄関まで送り出されていて、あと2分ちょうだいね、と言われる。面接に呼ばれて緊張していたが、明るい部屋で、面接官の3人もよいというか、温かい、優しい雰囲気だった。ティーン前の年齢を扱うからだろうか。今のプログラムの面接官になるであろう人たちも優しいし、温かいけど、わたしが入った頃や途中の経過とは違うし、やはりティーンを扱う人たち特有の強さみたいなのがあると思った。雰囲気が受け入れてもらう感じだったので、自然とはきはきと、明るく前向きな感じで話して、自分の間違いとかも訂正したりして、概ねよくできた。ロールプレイの材料準備はあまり必要なく、それよりプレゼンをもっと詰めて練習すべきだった。ロールプレイは、自分の問題がでていたように思う。会話を続ける糸口が見つからなくなっても、とにかく会話を続ける感じ。有効な時もあるが、時と場合による。プリティーンの方が難しいかもと思った。とにかくすべて終わった。一時間だった。

帰宅して緊張の糸きれた。まだ昼間で、空は青く高く、何か生産的に過ごしてオフを楽しみたいが、疲れがどっと出てくる。昼ごはんを食べてからウォーキングへ。なんとなくSIRUPをきく。いつも歌詞を聞きつつ、なんとなくモラハラ体質のにおいがすると思いつつ、クールな音がいいなと思っている。

その音楽のせいか、金曜の夕方のせいか、東京の夜の喧騒を思う。スタバに行ったりして、そこでみんな何かしている。エネルギーが溢れている。いつもどこかにワクワクがある。それは消費かもしれないけれど、でも確かなハングリーさや、クリエイティビティや、よくもわるくも欲望があふれている。懐かしいなと思った。そして、あの頃は、土日は思いっきり楽しんでいた。月から金まで働いて、土日はいろんなところへ行って、何をしようか迷えるのも含めて、とても楽しかった。ふと時計を見ると、土曜の朝9:25、丸の内線で溜池山王や四ツ谷にいたのはなぜだったのか。英語か日本語教室講座に通うためだったか。美術館へ行くためか、遊びか。今は記憶は定かではないがいろんな理由で東京を駆け回るのは楽しかった。

次に東京住むなら、カルチャーどっぷりの場所か、下町がいいなと思う。鎌倉もいいな、とそんなことを考えつつ、川沿いの道を歩くのは楽しかった。

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