魔術師とかアルケミストとか(その5)
ようやく、隠れオカルトから、魔術探求をスタートさせた私は、まずはタロット占いの感覚を取り戻すところからスタートさせました。
数秘に四大元素、惑星の意味、大アルカナのストーリー、様々なスプレッドなど、本を読みかえしたり学びなおしたりした後、様々な方を占い始めました。
それと同時に古神道についても学びました。神折符の作り方やお札の書き方九字の切り方及び結界の張り方などなど。東洋系も西洋系もお呪いというものは淡々としきたりを守るというところが、非常に面白いですね。
カッチリとした「枠」を大切にすることは「枠」を超えるのに、役立ちます。いわゆるゾーンにはいりやすいという感じですね。様々な「〇〇道」というものはそれぞれしきたりがありますが、そのしきたりがあるからこそ、そこを超えていける。ということなのだと思います。
その他にも、エネルギーワーク、視覚化、呼吸法、瞑想、ルーン、儀式、NLP、心理学、認知脳科学などなど片っ端から学びましたが、中でも真剣に取り組んだのが「ヘルメスの7つの原理」でした。
私がアルケミストと自称するのは、ベースがこのヘルメス学だからです。
まぁヘルメスも「引き寄せの法則」が流行り出した後はなかなかに不思議な使われ方をしていましたが。7つの原理を一つ一つ紐解いていくことは、かなり面白い作業でした。
以前のスクールで、この7つの原理を学んだときは、かなりザックリとした感じで(ほぼ見出しだけ・笑)教わりましたが。個人的にコツコツと研究してみた結果、7つの原理とは、世界の構造に関わっているのだなぁ。ということに気がつきました。
自分の世界の構造に関わる原理だからこそ、その原理は日常に関わってくる。とはいえそこには様々な要素が複雑に関わり合い支え合っており、それらをガン無視してしまうと結構大変なことになる。ということも見えてきました。
古来からの魔術や錬金術、占いや魔女術や古神道などなどは、この要素の関わり合いや支え合いについて、非常に繊細に慎重に扱っていたのだと思います。
月が満ちてまた欠けるように。呼吸が吐いてまた吸うように。季節が巡るように。波が寄せては返すように。
私たちが生きている三次元は、分離と比較と摩擦からできています。というかそれにより認識されています。自分の世界には様々な要素があり、それらは、摩擦しながら、非常に細かく分かれ、バランスよく収まり。それぞれを比較することで認識されています。それはまるで「自然」の営みのように緻密に支え合っています。
世界の構造は、おおよそ3つに分かれますが、その中でも、最も振動数が高く、全てを含み「あるもないもない」「ないもあるもある」という立ち位置から。
もしも、自分の世界を見ることができたとしたなら、その世界は「幻」でしかありませんが。その「幻」があるからこそ「自分」もいるのだ。ということを忘れてはいけない。ということですね。
魔術(アルケミー)探求を1人コツコツと始め、大まかな構造を言語化するまでに、だいたい5年くらいかかりました。構造を知ることで「なぜに自分は、魔術師とかアルケミストとかになったのか?」「なにがどうなってこうなったのか?」も理解出来るようになりました。
その理由とは「要するにそういうタイプ」だったんだなぁ。ということです(笑)構造については、また改めて書いていこうかと思っています。ただ、これは非常にややこしいので書くのには結構時間がかかりそうな予感がいたします。
さて!今回も、長々とお読みいただきありがとうございました。次回は、その後の魔術(アルケミスト)探求における出会いのお話。
その出会いにより、アルケミー探求は更にディープに!更に激しく!(現在進行形)なっていきます。ちなみに出会いといっても、ロマンチックなものでは、ありませんが!(笑)
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