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魔術師とかアルケミストとか

魔術師とかアルケミストとか。いったい何をやっているんだ。という感じですが(笑)私の場合探求のスタートは幼少期に遡ります。お年玉の存在を知らない年齢の頃、魔女の水晶玉をお年玉だと思い込み、母親に催促して呆れられらような子供でした。

小学生の頃には魔術修行がスタートし、ありとあらゆる修行にチャレンジしました。その中には魔術とは言えないような修行もありましたが、本人的には至って真面目に頑張りました。

長い紐を腰に結びつけて野原を走り回ったり。毎日同じ草を飛び越えたりもしました。(この修行のお手本は牛若丸だった気がします)毎日学校から帰ったら木登りをしてそこで過ごし、母親の目を盗んでは、雑草を料理して食べてみたりもしました。(この修行は忍者がお手本だった気がします)拾った石を磨いたり。様々なガラクタを並べて神殿を作ったり。

空想の中で白い犬を飼いだしたのもこの頃です。この犬はもののけ姫の犬神様とそっくりでした。(あくまで空想上でしたが・笑)実は、魔術修行の中には視覚化という修行もあるのですが、その頃はそんなことも知らないまま「犬を飼いたい」という願望をこのようなカタチで達成させていたのだろうと思います。

この頃、私はある一冊の本と出会います。

その本はルネ・ヴァンダールさんの「白魔術入門」という本でした。様々なおまじないや儀式について、その頃にはまだ珍しいヨガについてなどなど、私にとってはかなり興味深い内容で、その中のいくつかは今でも心に残っています。またこの時期は友人に誘われて(焼き芋を目当てに)ちょうど教会にも通っていたので、聖書には一通り目を通した時期でもあります。

その後タロットカードも手に入れ、中学生の頃には毎日のように友人を占うような日々でした。その頃は結構なオカルトブームだったのです。なので、召喚的な遊びも流行っていましたね。「〇〇さん〇〇さんいらっしゃいますか?」的なやつです。懐かしい!と感じた方は同世代カモかも。

占いやお呪い。鉱物や植物に関することはその後もずっと好きでしたが、高校生になるにあたりそれ以外のことにも興味は広がり、隠れオカルトの道へ・・・。その後、人の個性や変身への興味、鏡や刃物好きが高じて美容師になり、今度は美容師の修業をしたのち、馬車馬のように働きました。・・・が。とにかくお客様からの相談事が多い、同業者からの相談事も多い。その為、心理学、認知脳科学、色彩学、などなどを学び始めました。

マーフィーの法則や自己啓発なんかもこの時期流行りだしていましたので、その辺りのことも一通り学びつつ、夢を叶えるノートなども作成したりしていました。(現在その夢は全て叶っていますが。そのこと自体割とどうでも良くなっている・笑)この時期は、とにかく毎日たくさんの人と近い距離で会い、その付き合いは年単位(人によっては何十年単位)にもなる感じでしたので。

人のタイプやバイオリズム的なものも見えるようになっていきました。あと、ハマりやすいパターンなんかも見えてくる。まぁもともと、人の思いに敏感だったのもありますが。この時期は人間関係そのものが仕事の一部であり、それがうまくいかないのは死活問題でしたから。本来ぐーたらで引きこもり気質の私にとっては、かなりの訓練になったかと思います。

・・・って、サラリと書こうと思った割には、随分と長くなりました。魔術師と自称するまでには、さらにさらに色々あるのですが。(なんせ半世紀くらいたってるので)どうにも、長すぎるので一旦区切ります。全然魔術師までたどりつかなかったので。そのうち続きを書きたいと思います。


フォロー・スキありがとうございます。私も皆様のノート楽しみに見させていただきますね。


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