日比谷、有楽町、銀座
私の職場は日比谷にあり、有楽町や銀座に徒歩で行ける。
毎日ここにきていると、この辺に来るのはだいたいこういう人なんだろうな、というのが見えてくる。コロナ前まではこんな人たちが多かった。
・ショッピングに来た地元民(金持ち)
・劇や映画を観に来た人
・デートに来た人
・観光客(シニア層、中国人が多い)
・営業マン
劇場や映画館に来た客向けの洒落た飲食店が多い日比谷。
高級ブティックが立ち並び、洗練された雰囲気の銀座。
サラリーマン向けの居酒屋や老舗の古びた飲食店が味わい深い有楽町。
かつて人々で溢れたこの街も、コロナ禍によって様変わりした。
まず観光客が減った。爆買いに来る中国人、ショッピングを楽しむ金持ちシニア層がいなくなった。これはかなりの打撃ではないかと思っている。
映画館、劇場の客も入場制限によって減った。デパートの飲食店はガラガラだ。
平日、有楽町の飲食店で列を作る営業マンも目に見えて減った。交通会館の飲食店街の寂しさといったら。
シニア、観光、サラリーマン向けの街だったからこうなることは目に見えていた。これからどうなっていくんだろう。
この前の土曜に銀座に行く予定があって行ったのだが、休日でもこんなに人がいないのかと。
土曜12時ごろの銀座のホコ天だ。
行ったことがある人はわかるだろうが、前は道いっぱいに人がたくさんいたのである。みんな暑いから日陰に逃げているのか?
このままではどんどん店がなくなるだろう。
これまでが多すぎたのかもしれないけど。そのうち、残すべきものが残れなくなってしまうこともあるかもしれない。
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