自分で選んだ絵本

本日も休日につき省エネ超特急エントリ。息子が最近1日に3回くらい「よんでー」と持ってくる絵本について。

先日、本屋に行った時。子供向け絵本のコーナーで、息子に「どの本がいい?」と聞いた。息子は「いちご」という本を指差した。リアルないちごが表紙の観察ものの本だ。「3歳からはじめる自然観察科学絵本」と謳い文句が貼ってある。中を読みたくてもビニールで覆われて読めなかった。いちごが大好きなので選んだのだろうが、2歳に満たない子がこの本をちゃんと読んでくれるのかは疑わしいところだ。だが私はこういうリアルな植物の絵が昔から大好きなので万が一息子がダメでも私が楽しむ用にすればいいか、と思って買った。1500円したけど…絵本は高い。

家に帰って、あの本のことは忘れてるかなと思いきや、息子はちゃんと覚えていた。本を袋から出した途端に「いぎごーー!」と本に食いついてきた。読み聞かせると熱心にページの絵を眺めて、最後まで飽きることなく読み終わった。たまに文章をはしょらせようとするけれど、絵はかなり気に入っているようで、食い入るように見つめていた。

息子がリアルな植物の絵が好きなのは新しい発見だった。遺伝なのかもしれない。私も子供の頃、リアルな絵の書かれた植物図鑑をよく眺めていたものだった。あの図鑑はまだ実家にあるだろうか。写真じゃなく絵なのが良いのである。

息子に本を選ばせなければこんな発見はなかった。なんかの記事で「絵本は子供に選ばせましょう」と書いてあったのを実践しただけなんだけど。大人で考えたら当然の話だ。自分以外の誰かが買ってきた本なんて相当興味がなければ読まないじゃん。

これからも自分で選ばせていこう。

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