怠惰なぼくの怠惰脱却への第一歩
いきなりで申し訳ないが、
僕は怠惰だ。
まぁまぁの年数を生きてきたが、ようやくそのことに気が付いた。
幼いころからそうだった。
やりたいことは沢山ある。実際にやってみたりもする。
でも続かない。とにかく続かない。
世界中には沢山の”始めたことを続けられない星人”の方がいらっしゃることと思うが、その多くが感じている”続かない原因”は、
「途中で飽きる」だと思う。
だが、僕が続けられない原因は「ただ飽きる」ということではない。
例えば、作品Aに取り組んでいたとする。数日はひたすらそれに取り組む。
完成させたい一心で取り組む。
もうすぐで完成だ、そう思うと少し気が緩む。
その瞬間が悪魔の一瞬である。
もうすぐ完成だ、と思うと他のことを考え出す。
僕は(特にここ数年は)何かアイデアを出そうと必死なので、
何かに集中して取り組んでいないと自動的に脳が新しいアイデアを考え出す。
そして、何かに取り組んでいてもうちょっとで終わるぞ、という瞬間ほど、自分が気に入ったアイデアが出てきてしまう
そうなると、僕はもうその新しいアイデアに夢中になってしまって、作品Aへの思いが冷めてしまう。
あんなに一生懸命取り組んだのに。
完成一歩手前で終わる、もしくは完成しただけで終わる、という事が非常に多い。
これは非常に残酷なことだ。
この事の残酷さにピンと来ていない方のために例を挙げると、
手塩にかけてそだてた愛弟子を、お気に入りの新人が入ってきたから、といってその愛弟子を容赦なく銃で撃ち殺すくらい残酷である。
愛弟子は、「新人が入ってこようが今までと変わらず可愛がってもらえるだろう」、なんなら「新人なんて自分の足元にも及ばない」と思っていただろうに、とんでもない裏切りだ。かわいそすぎる。
こんなことが本当に毎日のようにある。
今まで「三日坊主」とかいう生ぬるい言葉でごまかしてきたが、
そうではないと気が付いた。
ただ怠惰なのだ。
愛弟子の死体がそこら中にゴロゴロ転がっている。
このままではクリアできず死んでいったマリオのようになってしまう。
マリオはゴールできなければ意味がないのだ。
そう、僕は今スーパーマリオと同じことをやろうとしている。
ゴールできず、死んでいった沢山のマリオ、いや、愛弟子の死を無駄にするわけにはいかない。
クリアするんだ・・・!
自分でも何を言っているかよく分からなくなってきたので要約すると、
何をしても続かず怠惰な日々を送っている自分はもうやめだ。
何か一つ、毎日続けると決めよう。
それがこのブログである。
考えは沢山ある。言いたいこともある。
毎日いろいろなテーマについてだらだらと書いていこうと思う。
(なんだか歌の歌詞みたいで気持ち悪いなと思ったのはあなただけではないので安心してください。)
追伸:一週間たって音沙汰がなかった時には、
「あぁ・・・こいつはまた愛弟子を殺したんだな・・・」
と思ってください。