アレルギーと過敏症 しっくいとコルクの部屋に住みたい
鼻水が止まらない
小麦にアレルギーがあるようで、重篤な反応があるわけではないのですが、とにかく鼻のムズムズと鼻水が止まらない。
とめどなくにじみ出る感じで常に水様の鼻が止まらず、時折くしゃみ。
いつもそこまでひどいわけではないのですが、ひどいときは一日で箱ティッシュ1箱では足りない・・・
以前はまさか小麦だとは思ってなくて、パンやパスタをを食べては、一日スンスンと鼻をすすり上げていました。
今は注意して小麦を避けて米粉に置き換えています。
小麦もごく少量だと大丈夫なのでたまにシュークリームなどを食べますが、運が悪いと撃沈で鼻ぐずぐず、とかあります。
あと、雨の降り始めもダメなのです。
空中に漂っている化学物質が地上に落とされるのがダメなのでしょう。
花粉症の方などは雨の日のほうがマシかもしれませんが、私は「今日になってしとしと雨が降り始めた」みたいな日はイケマセン。
小麦を気を付けていてもこれはどうしようもないので辛いです。
香りもダメなのです
今、「柔軟剤の香りがキツくなった、臭くなった」とネットで意見を目にすることが多いですが、私は前から苦手でした。
ずっと以前は使っていたのですが、「おむつに柔軟剤は使わないで」というのを見て、「おむつにダメなのならなんにでもダメだろ」と思い、使わなくなりました。
自分たちが使わなくなったら、周囲の人の使う柔軟剤の匂いが辛くて全然耐えられなくなりました。
洗濯物を外に干すと何かチクチクするようで10年以上部屋干し派なのですが、部屋干しだと日光で洗濯物がバリバリに固くなるということもなく柔軟剤はなくても大丈夫。
そのうち、だんだん洗剤そのものの匂いもダメになってきて、いわゆるスーパーに置いてある大手メーカーのものはほぼ使えません。
もう何年も通販で安心できそうなものを選んで使っています。
美容院に行けない体
髪は白髪が多く頻繁に染めるので、経済的なこともありヘナとインディゴで自分で染めています。今は安くてもオーガニックで品質のよいのが通販で手に入るので助かります。この円安なのにありがたいことです。
白髪が多く固まっているところとそうもないところなどがあり、自分で染めるので液の濃度、そして置き時間や気温でどうしても仕上がりにムラができるのですが、それがインナーカラー風になったり、ダークブラウン、暗いオレンジからマホガニー色まで自分でも予想できなかった色に仕上がったりで結構楽しい。
髪質向上にもよいようで、いまだに髪はハリ、コシがあるほうだと思います。おしゃれとメンテナンスを兼ねてケアできるので、そう思えば10日に1回ぐらいの自宅でのヘナタイムはそれほど苦ではないかも。
髪はロングヘアで、ロングヘアって、美容院に行ってもショートと比べて「サクサク毛先を揃えて終わり」って感じで(もちろん素人の感想で、きっと揃えるだけでもプロの技術でないと難しいところはあるのでしょうが)、なんだか「もったいない」と思ってから自分で鋏を買って切っています。
短いと自分で切れないので、ますます髪型をロングから変えることができません。youtube動画でセルフカットの動画はたくさんありますし、普段まとめていることが多いので、自分で切るのでも問題なしです
もともと洗剤がダメになってきたころから、美容院もお店の中の薬剤等の匂いが辛くなってきて、
毛染めもカットも自分でできるようになり行かなくて済むようになってホッとしていた面もありました。
仕事をしていたときに午前休を取って美容院に行って来られた方がいらして、きっとパーマをかけてこられたのでしょう、パーテーション越しで島も2つ離れているのにもう匂いが気持ちが悪く感じて、
「ああ、もう私は美容院に行けない体になってしまったのね」としみじみと感じました。
美容院で髪を整えてもらうのって、丁寧に接客していただいて髪もさっぱり綺麗になって本当に気持ちが上がるのですけどね。
住まいの希望あれこれ
今は古い戸建てに住んでいて、
洗剤その他も無香料のもの、オーガニックのもの等通販で手に入ったり取り扱いも増えてきて、注意していれば生活に問題はないのですが、
たとえばマンション暮らしをするようになった、となるとどうなのでしょうか。
一人暮らしをしていた頃、その頃はやっと「シックハウス症候群」という言葉を聞き始めた頃だったでしょうか、ひどい症状は出ないのですが、帰宅して閉め切っていた部屋に入ると目がシバシバして感じたのを覚えています。
今は建材等の規制などもできているとは思いますが、それでも昔より過敏になった私の体には堪えるかもしれません。
マンションでなくて普通の戸建てであっても、結局使う建材や接着剤等が化学物質が大量に含まれるものだと同じことでしょうね。
コロナの頃、建材が不足・高騰して家が建たない、便器が入ってこなくて家が完成しない!とか聞きましたが、とっくに落ち着いたのかうちの周囲では家の建て替えや新築の建設が盛んです。
年配の方が多い町なので、代替わりしたりしているのでしょう。
家のデザインにも流行りがあるのでしょうね、今私の周囲で見かける新しい家はシンプルモダンな家が多いです。
熱効率とプライバシーを重視してかあまり大きな窓がなく、窓の庇やバルコニーもない、よく言えばシンプルでごちゃついていない、言い換えるととてもあっさりした外観です。
片流れの屋根とか、雨戸や庇のない窓とか、雨でお家が傷まないのかなと思いますが、きっとそういう防水機能も昔よりよくなっているのでしょう。
うちは断熱効率など考えられていなかった頃に建った家で、開口部も多く大きく、夏は途方もなく暑く、冬も容赦なく寒くなりますので、
断熱効率が高くて「一年中25度ぐらい」という家は憧れです。
吹き抜けとかリビング階段とか、そんなしゃれたもんはいらん、とも思いますが、家まるごと断熱効率が高ければそういったものも取り入れても問題なさそうですしね(ただ、その断熱効率の方法などで、それがどの程度維持できるのかも問題ですよね)
以前、何かのワークショップで鎌倉のショップ兼お宅みたいなところに伺ったことがあるのですが、そこのお宅の壁が「しっくい」で、
そこに入った瞬間、戸外よりも息がしやすいというか深呼吸したくなるほど気持ちよく感じて驚愕したのを覚えています。
しっくいすごーい。
塗る技術や、価格や、こすれると白いのがつくとか、いろいろあるのでしょうが、家の壁はぜひともしっくいにしたい。
珪藻土というのがあるようですが、建材として使われるようになってもう歴史は長いのでしょうか。
珪藻土で「すごーい」と思った経験が今までないのと、アスベストみたいに後になって「やっぱりダメでした!」とかも困るのでやはり壁はしっくいで。
そして床は天然木が素敵ですし、深みのある色の木材の無垢の板の床にあこがれたことがありましたが、
手入れが大変だそうですし、
一年中裸足が好きな私にとっては、無垢の床材は夏は汗でペタつき、冬は冷たく感じそう。
そこでコルクなんかいいんじゃないかと。
コルクなら防音や調湿性もすぐれていて肌あたりも優しそうだし、そそっかしい私が汚しても、なんならそこだけうまく張り替えたりできそう。
私のささやかな夢、「ラブドラムをたたきながら歌う」というのも、しっくいとコルクの家ならあまり反響を気にせず演奏や宅録とかできそうではありませんか。
どんどん広がる妄想
なんだか鼻水の話から広がってきたけれど、かまわずどんどん広げます。
柱などを良いものを使っていて、骨組みもまだまだしっかりしている、取り壊してしまうのはもったいないような古屋のついた土地を手に入れて、自分の住みやすいようにリフォームしたい。
自分が手入れが苦手なのでお庭はそんなに広くなくてもよくて、でも窓から緑が見えるのが好きなので、小さな花壇と植栽があって、さらにお隣の庭がすごくキレイとかだといいわ。
家はしっかりとした柱は残して、床はいったん剥いで配管とかは全部新しく直す。床下は炭を敷き詰められたらいいな。
南側にはしっかりと広めの庇を付けて、夏の日差しはさえぎって冬はあたたかい日差しがとどく程度の暗くなりすぎないいい感じで。
間取りはどうしよう。
今キッチンもリビングもつなげてどーんと広いのが主流みたいだけれど、キッチンは別のほうが好きは好き。そしてキッチン、トイレ、お風呂すべてに窓があるのが理想。
窓の外の緑を眺めながらお料理がしたい。
とにかくガサツで汚れやすいので、キッチンはステンレスメインで掃除しやすくて手入れが楽なのがいいわ。3口か4口のガスコンロ。食器洗い機はどっちでもいいけれど、あったほうが洗い物を全部しまい込めてすっきりするかしら。ここは鍋ごと入る大きなのを奮発しよう。
トイレは狭すぎなくて窓があって小さな観葉植物が置ける棚があればいい。
洗面所も、ダサくなくて、こまごましたものがすっきり収納できて、ざっと拭いたらきれいになる、手入れがしやすいのがいい。
洗濯機はドラムじゃなくていい、普通の洗濯槽の。つけ置き洗いとかしやすそうだし。
シーツなど大物がすぐ乾くようにここはガスの乾太くんを備えたい。そして部屋干し派なので、洗面所の近くに窓のあるスペースがあって、吊るして服が乾かせたら便利でいいわ。
お風呂はどんなのが正解なんだろう。
今の家のお風呂はタイル貼りで窓が大きいので冬はとても冷えるのだけれど、ユニットバスのあのなんかあちこちカバーがついててぬるついたり掃除しにくいのもいやだわ。
ホウロウの浴槽で洗い場とか壁は石鹸はねとかが目立たなくて水切れが良くて掃除しやすく長持ちする材質で。
落ち着いて眠れるそこそこの広さの寝室が別にあったら、リビングダイニングは、寒々しくならない程度に広いといいかな。
寝室もその他居室もどちらも壁はしっくいで床はコルク。しっくいではまずいところは天然素材の壁紙を貼りましょう。
窓は広めがいいけれど、通りに面した掃き出し窓は結局通行人が気になって開けられなくなるので、その辺は考えたい。生垣みたいなので仕切るかふつうの窓にするか。
窓も二重窓にするなどして、夏冬がマイルドに快適に過ごせるだけの気密性、断熱性が欲しい。
屋根は、洋風にせよ和風にせよ、瓦屋根がいい。重すぎず軽すぎずの適度な重量のブルーのつやのある洋瓦とかいいな。
外壁はどうしよう。外壁もしっくいにしようかしら?
建材や接着剤その他、できるだけ化学物質にアレルギーのある人でも安全な自然なものを使いたい。
そうするとそういうのに理解があって、施工できる工務店さんなり事務所なりにお願いしないといけないのだけれど。
それもどこでも同じで無くて「うちはこれを使います」「うちはそれには対応してません」とかもありそうだし。
あと自然派住宅とかなぜか「ナチュラルな感じだけどちょっとダサい」みたいな内装の家を見かけるので、「これがいい」と思えるデザインが共有できる方がいるといいな。
これを現実化しようとすると、
できるだけ私の希望に沿う、自然な素材を使った施工をしてくださるセンスのいい提案力のある工務店さんを探して、そして理想の間取りにリフォームできそうな、そしてまだまだ耐久性がありそうな古屋のついた物件を探して、あれやこれやがんばらなければならないのだけれど、
トランサーフィンの技術を用いることができれば、
自分の理性にでしゃばらせずに、重要レベルを引き下げ、魂の快・不快に従って決定して、
無限にある選択肢のなかから、私にぴったりの、うまくいけば希望以上のものを兼ね備えた家や必要な方たちに巡り合えるはずなのだけれど。
そしてもうひとつ大切なことは、たとえ今の住まいが完全ではなくても、不満を言うのではなく、少しでもいいところを見つけて感謝すること。
なんと不満たらたらのままではたとえ引っ越しても同じような家にあたるんだと・・・。
引っ越したいと思っている今の私のおうちですが、
キッチン、トイレ、お風呂すべてに窓があってしかも周囲の家も庭があるのですべての窓から緑が見えて、
住宅街なので静かで、ちょっと奥まっているので知らない通行人が家の前を歩いていくというようなこともなく、
考えてみれば、古くてせまいこと以外は、けっこういろいろ叶えてくれている。
ありがとう、今のおうち。
そして、私が理想の家に見合うエネルギーを放射し、その人生ライン上に立った時、すべてが叶うような事象が起きてくるのでしょうね。
ほのかな引っ越しの予感
何の確証もないのですが、
ひょっとしたら私は近々引っ越すことになるのかもしれません。
また明日にでも書きますが、ここ最近ご近所さんの「アタック」がなりふり構わなくて、
ただ相手がエネルギー枯渇状態なのかもしれないけれど、
「ひょっとしたら、取れるうちに取っとけと思ってる?私引っ越しするのかな?」なんて思っています。
相手の必死さにうんざりして気を持っていかれていたのが、
2日ほど重だるく眠い日を過ごした後、不思議とまったく気にならなくなって。
何かは全然わかりませんが、変化の予感がしているのです。