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どうすれば良いコメントが書けるか
noteやweb小説において、コメントやレビューは大きな意味を持ちます。
作者はコメントに飢えているからです。
応援すれば作者はそれはもう喜びます。
ではどうすればいいコメントが書けるか?
これは場数を踏むしかないと思います。
しかしこれでは身も蓋もありませんね。
noteやweb小説において、相手の作品を読み的確なレビューやコメントを残せるのは非常に大事なことです。
何故ならそうすれば喜んで貰えるだけでなく、自分の作品も読んでくれるかもしれないから。
私は感想を求められると、かなり困惑します。
ここのこの部分は意味がありそうだね、とかこのセリフいいね、とか頑張って言っています。
さて、私もレビューやコメントは書き慣れていないため、作者ですら意図していなかった、作者の心を掴む物は書けませんし、的外れなことも書いている可能性もありますが、コメントやレビューはあくまで作者を喜ばせるためのものなので、それを踏まえていいレビューの書き方を考えます。
良いコメントやレビューを書くアドバイスでなく私が考えた良いコメントの書き方なのをご留意ください。
1.内容を深く理解する
×「地の文の情報量と世界観が凄い」
○「この作品は地の文に圧倒されるが、世界観をよく説明しており、あのセリフが伏線だったのか!と驚かされた」
これが出来なければなりません。
ライトな作品ならともかく、難しいnoteや小説は内容を1から10まで理解するのは難しいことが多々あります。
どうすれば深く理解出来るか?
これ、実はメモを取るなどのアナログな方法が役立ちます。
メモに気になった点や理解できない点、意味がありそうな点を書き、再度読むと読解力も身につきます。
まず読解力の養成。書くためには読解力も必要です。
すると視点が変わり、視野が広くなり良いコメントが書きやすくなります。なお、私はイマイチ実践出来ていません。
2.具体的に書く
×「ヒロインがかわいかった」
○「ヒロインの天然さと直向きな姿がすごく印象的で、主人公との絡みをもっと見たいと思った」
これは作者の方から実際に喜んで貰えたのですが、最後のこのセリフがいいね、このキャラのこういう言動が魅力的だった、など具体的に書くとかなり喜んで貰えます。
noteの場合このような視点は欠けていたので斬新です、とかここの部分は非常に参考になりました、とか。
具体的に書くと良く読んでくれてると伝わりますし、作者もどこが良いのか分かって嬉しいのです。
3.感情を交えて書く
×「楽しかった」
○「戦闘シーンに鬼気迫るものがあり、どうなるのか、読む手が止まりませんでした」
自分が感じたことを具体的に書きましょう。
忖度というか、オーバーに表現するべきかはなんとも言えませんが、私は率直に書くべきだと思います。
一作者として思っていないことを言われるのは悲しいですし…
そもそもコメントやレビューは義務でなく、感動した、楽しかった作品に残すのが本来のあり方なので、楽しかった回にだけコメントを残すのがいいかと。
4.他の作品にない強みを語る
×「読みやすくて面白かった」
○「僅か140文字で語られる物語のどれもがネタが冴えており、気付くとあっという間に全部読んでしまいました」
ただ単に参考になった、面白かった、と書くのでなく、他の作品にない、あるいはその作品特有の魅力を語ると喜ばれます。
私自身そのようなレビューを頂きとても嬉しかったです。
これまた率直に書くべきだと思います。
5.欠点にも触れる
×「登場人物が多いのが難点」
○「序盤は登場人物が多くて多少混乱したものの、読み進めるとそれぞれのキャラに個性がありみんな魅力的です。」
これ、私はあまりしないのですが、作者によっては喜ばれます。
より面白い作品を書きたいという向上心のある作者も少なくありません。
欠点に触れることで深く読んでくれているな、そんな見方もあるんだな、と思ってくれることもあります。
こればかりは欠点を粗探しせず、思ったことがあった時だけ素直に書きましょう。
最後に:レビューやコメントは気楽に書くべき
ここまで良いコメントやレビューの書き方を考えてきましたが、あくまで気楽に書くべきだと思います。
普通に面白かった、と言われるだけで私は嬉しいです。
良いコメントやレビューを書くことに囚われず、自分の素直な気持ちを書くことが何より大事だと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。