
小説を書いていたらキャラが勝手に動いた話
小説を書いていて、展開に詰まることは誰もがありますし、どんなキャラがどんな行動や発言をするのかも悩みます。
私も地雷系女子が生きづらさを感じるという短編小説を書いて、展開に困りました。
アイデアにあるのは地雷系女子が精神安定剤をハッピーセットと呼んで愛用していることくらい。
ここからどんなドラマが生まれるのか?
すると、ふと北沢アカリというキャラが突然現れたんです。
主人公は北沢アカリとオフ会をするのですが、なんとレズだとカミングアウトしだし、そこでスカートをたくしあげろ、などと無茶なことを言いだしました。
北沢アカリの容姿も浮かびませんが、とにかく突然現れ、突然同性愛者になり物語を引っ掻き回してくれました。
私はよく突然沸くインスピレーションを創作の神の天啓を受けた、と表現しますが、もっと良いことを言う方がいました。
キャラが勝手に動くのは物語への反乱だ、と。
つまり私の考える展開がどうしようもなくて北沢アカリは生まれてきてくれて、レズになってくれたのです。
北沢アカリには感謝しかありません。
皆さんはキャラが勝手に動いた経験はありますか?
それはきっとキャラクターの尊ぶべき反乱なのです。
最後に自作小説の宣伝をさせていただきます。
ここまで読んでくださりありがとうございました。