ストーリープロッターで面白い小説を書いた話
小説を書く、漫画を描く、ドラマを作る。
シナリオを考える時、多くの人がネタに詰まったり、話がまとまらなくなってしまいます。
そんな時に便利なアプリがストーリープロッター。
これがホーム画面です。では早速プロットの追加をしてみましょう。
たくさんありますね…私は超長編か短編しか書かないので試しに超長編を選んでみましょう。
こんな感じで、実際にはこれよりかなり長いのですが、プロットを作るためのテンプレート的なものが用意されています。
もちろんテンプレートは編集や追加、削除も可能です。
ちなみに超短編だとこんなに短いです。
では実際にストーリープロッターで小説を書いていきます。
浮かんでるのは4つの顔と1つの頭を持つものはなんだ、と聞かれ主人公が答えるというもの。
しかしこれだけだと当然ドラマがありませんね。
さくさくさくっと思いついたことをストーリープロッターに書きます。
頭のいい引きこもりの主人公が異世界に行く…いいですね。
こんな感じで前後のネタやキャラクターの設定などに書いたことが表示されるので、物語をスムーズに書けます。
さらに破綻しづらくなるという豪華すぎるおまけ付き。
どんどん書いていきましょう。
事件発生、とあるのでここで先ほどのなぞなぞを持ってきます。
なぞなぞを解くだけだとつまらないですが、問題の深刻化、というのがあったのでそれは答えではなかったという展開にしました。
ではドラマを盛り込んでいきます。
はい、エンディングまで書けました。
ね、簡単でしょ?
出来上がった作品はこちら。
5分で読めて、面白いのでよろしければ読んでみてください。
今回は短編なのでサクサクと作りましたが、長編になるとキャラの設定や時系列などが役立ちます。
長編は2作書いた経験があるのですが、残念ながらその時はストーリープロッターを使わなかったためサンプルはありません。
ただ、こんな機能もあることを知っていただければと。
たとえば時系列。
シンプルですね。
ですが複雑な物語を書くときに役立つかもしれません。
自分がこうしている時に他の勢力はどうしているか、どう考えているか、を考えるのは非常に重要だと思います。
キャラの設定も信じられないほど細かく用意されています。
全部埋める必要はないと思いますが、それが案外物語に活きたり、味を与えたりします。
キャラにはアイコンを設定したり、相関図を作ったりも出来ます。
Picrewなどのサイトでアイコンを作り、それを使用するのがいいかと。
PicrewはTRPGやSNSのアイコンのイラストを作れるサイトです。
キャラの相関図はキャラが増えたり、昼ドラみたいな作品だと役立つかもしれませんね…
ちなみにプロットはフォルダに入れられますが、やたら色が多く綺麗です。
iPadにも対応しており、ウェブ版もありますが、同期は月400円です。
私は普段はプロットを書かず、展開を考えながら書くのですが、やはりプロットを作るのは効果的ですね。
今回は小説で使いましたがどのシナリオ作りにも役立ち、プロットを作る練習にもなるためかなりオススメアプリです。