カナダでどうしても見つからないもの
現在バンクーバーに住んで8か月になろうとしています。
バンクーバーはアジアのものが豊富にそろっているので値段を気にしなければ大概の日本の食品、日用品は手に入ります。思っていたより日本を感じるのでありがたいのですが、それでも見つからないものを見つけてしまいました。
それはひじきと日本のメーカーのツナ缶です。
最近ふとひじきの煮物が食べたくなってT&T(台湾系アジアスーパー)にひじきを探しに行きました。日本で見たこともないかめったに使わないような中華食材が豊富にある中で、ありそうなのにひじきが見つからない。代わりに乾燥シイタケやきくらげはめちゃくちゃあります。
なんでないんだろうと気になって検索してみると、どうやらカナダではひじきに元々含まれる成分が政府の定める摂取基準値より多いためにほとんど輸入されないらしいのです。規制はかかっていないようですが食べる人も少ないので取り扱いが少ないのだとか。。。詳しいことは分かりませんが日系スーパーならもしかしたらあるかもしれないので、くまなく回ってみようと思います。見つけたら追記しますね。
続いてツナ缶。見つからないのは日本メーカーのものです。もちろんカナダ製造のツナ缶はたくさん種類がありますし、ツナだけでなくサーモン缶もたくさんあります。アジアスーパーに行っても韓国のツナ缶や日本のサバ缶はあるのに、日本のツナ缶がないのです。
カナダのツナ缶を以前試したところ、まず缶切りを使わないといけないものが多く非常に開けづらい。そしてその時買った水煮が全然口に合わないというか物足りない。
調べてもいまいち出てこないのでchatGPTに聞いてみたところ、メーカーが参入する余地がないほどカナダの缶詰が豊富に売られているから、だそうです。
オイルのシーチキンが恋しい。。。あれ、そのまま食べてもおいしいしマヨと合わせると最高ですよね。水産物は確か持ち込み規制なかったと思うので次日本に帰った時に買って持ってこようかなと思います。
ちなみに最近気になったことがありまして、それは「日本のお菓子の味付けラインナップが日本とまるで違う」ということです。
ポッキーや抹茶キットカット、ハイチュウなどなど日本のお菓子も多いバンクーバー。ですが有名なメーカーのお菓子でも、定番の味付けより「超激辛!」とか「わさび」「黒糖」味など外国受けしそうなものがメインで売られています。逆にうすしおチップスとかかっぱえびせんとかメジャーなものの方が影が薄いです。最初は賞味期限も短めのものが輸入されているし日本での売れ残りなのかなとか適当に考えていました。
これもchatGPTに聞いてみると日本と海外の需要の違いとマーケティング戦略の一環らしいです。確かにうすしお味のポテトチップスなどは全世界それぞれの国のメーカーが販売しているので、差別化、日本ならではの味、といった戦略というのも納得できます。まあ、11月になってもこどもの日とか七夕パッケージのお菓子が並んでいたりするのは少し当てはまらないような気もしますが笑
あと食べ物関連でいうとカナダに持ち込めないものの中に「肉製品や卵を使っているもの」がありますよね。病原菌が入らないようにするため、など持ち込めない理由がきちんとあるのでカレールーや鶏ガラだしなどは持ってきてないですが、アジアスーパーでは普通に売ってます。(逆に言えばたくさん売ってるので個人で持ってくる必要はないとも言えます。)
ただ、こういう肉製品ってどのように検査されて入ってきてるんでしょうか。海外用に製造ライン分けたりしているのでしょうか。もちろんカナダや近隣国に工場があってそこで作っている製品もあると思います。パッケージに関して言えばカナダはフランス語併記が基本なので国ごとに合わせて展開しているようすもうかがえます。個人はだめでもメーカーや代理店を通して輸入することでルートを辿れるようにしているのでしょうか。。。
輸出入事情に詳しい方、ひじきを売っている場所をご存知の方がいましたらぜひとも教えていただきたいです。
また、こういった日本では思いもしないようなちょっとした疑問や雑学を海外で見つけるのが好きなので思いついたら忘れないように書いておこうと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございます☺