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カナダ留学日記⑦~ホームステイ体験談|食事【写真付き】

 みなさんにとって、「食事」ってどれくらい大事ですか?もちろん「食べる」という意味では誰しも必要な行為ですし食欲は三大欲求の1つですよね。その中でもみなさんは食べることにどのくらい重きをおいているでしょうか。
最近気づいたのですが、私は食へのこだわりが人より少しばかり強いようです。栄養バランスも気にしつつ食べたいものをきちんと食べるという食の安定が心の安定にダイレクトにつながっています。
一方、他の人の話を聞いたりすると、「なにか食べれればいい」「おなかを満たせればいい」といった人もいるようで、、、

大学時代のアメリカ留学中の辛かった出来事は日本食が全然食べれなかったこと。周りにスーパーが全くない上学食の脂っこい食事しかなく、レタスと豆腐と醤油で過ごしていたらそれすらも食べることに嫌気がさし、アメリカに行ったのに5kg痩せて帰りました。

日本の中でも地域によって様々な特産品や郷土料理があるのに、海外に出たらそれはそれは違いだらけ。特に和食が大好きな私は自炊のできないこの1か月をどう過ごしたのでしょうか?留学最初の1か月間のホストファミリーの食事を写真たっぷりで紹介していきます。

私のホストファミリー

まずはホストファミリーについて紹介します。
ホストマザーはインドのご出身でカナダに移住してきたようです。パン屋さんで働いていて、朝早くから出勤して起きた時には既に家にはいません。
シスターはリモートで仕事をしているようで昼前に起きてきて部屋かリビングで仕事をしていました。毎週のように彼氏が家に泊まりに来ていて、二人がいるときは邪魔しないように気配を消していました笑

さて話は戻って食事についてです。私は朝、晩の2食プランにしてお昼は自分で用意していました。朝はマザーが既に外出しているので、用意されたご飯を一人で食べました。晩ご飯はだいたい19時半に夕食ができた合図(whatsAppでメッセージ)があるので、1階のリビングに降りてマザーと一緒にご飯を食べていました。最初の日に食べれないものを聞かれたので「パクチーとトマト」と伝えたのと、辛いものは好きか聞かれて過去の経験上他の国の辛さレベルは信用してはならないと思っていたのであんまり食べないとだけ伝えました。

まとめ
・インド系移民のご家庭
・親子2人暮らし+私
・朝、晩2食プラン

食事

さてここからは写真メインで食事の様子をお届けします。

朝食

朝食はほとんどトーストかワッフルでした。
朝から食物繊維が全くない血糖値爆上がりの朝食です。

チーズが挟まれたトーストと、珍しくバナナがでた
チョコソースたっぷりのトースト


メープルシロップとワッフル

昼食

昼食は自分で用意したものです。
基本的にキッチン使用NGなので、火を通さなくていいライスペーパーや、一晩水に浸してふやかしたマカロニをレンジでほうれん草と茹でて食べていました。野菜を自分で取らないときつかったので、昼食は自分で用意するプランにしておいて正解でした。

ライスペーパーと出来合いのゆで鶏+ゴマドレ
サンドイッチとバナナとジュース

夕食

夕食はバラエティーに富んだラインナップです。

じゃがいも、ツナ、スパイスのカツレツ(多分私たちでいうコロッケ)
ナンとじゃがいものカレー炒め

最初のうちはいろいろ手料理を作ってくれていたんです。時々ですがジャスミンライスも出てきたし、特にじゃがいものカツレツはレシピを聞くくらいとても美味しかったんです。(材料混ぜて焼くだけ、ハーブは何でもいい、という簡素なレシピでしたが)
ですが状況が一変したのは次のペンネが出た時からでした。

激辛トマトペンネ

めちゃくちゃおいしくて、とても私好みの味付けでした。ただこれがとても辛くて!食べだしたら止まらない後ひく辛さだったのでひいひい言いながら完食しました。とても辛かったのでホストマザーに

「私が食べれる辛さレベル、これがマックス」

と伝えたらめちゃくちゃびっくりされてしまい、、、
「何も入れてないよ!辛いのあんまりって言ってたからこのサルサソースだけしか使ってないのに!」
と言われました。その手に持ってるサルサソースの瓶にホットって書いてるよと思いながらも辛さの基準があまりにも違いすぎてお互いにびっくり。
そしてここから、ホストマザーの手料理が消えていくのです。

酢豚(冷食)
最後のディナー:ポークソテーサンド

正直、最後のディナーにこれが、しかもこれだけが出てきたときはショックでした。あの手料理どこいった?と。

きっと、ペンネが出た日、辛さの基準が違いすぎて何を出したらいいのかわからなくなったのか、それとも忙しかっただけなのかな、なんてあとから思いましたが、、、。

日本食恋しさをどう乗り越えたか

ご覧いただいたように最初の1か月は今までの食事からかけ離れた食習慣で過ごしていました。渡航当時、まだ金銭感覚がマヒしていなかった頃で日本食レストランなんて高すぎていけないしキッチンは使えないし。
他の友達がランチにお米を持ってきているのを見て羨ましくなったり、日本食が恋しくなってホームシックになったり。一度だけ行ったラーメン屋さんが美味しすぎて泣きそうになったりもしました。
一応、途中で我慢ならなくなることを見越して対策もしていました。
日本から

・ふりかけ
・塩昆布
・レトルトご飯
・だしの素
・トラベルケトル

を持参しました。
そしてついにホームステイ生活3週間目で日本米恋しさが爆発してレトルトご飯を開けました。

日本では数えるほどしか食べたことのなかったレトルトご飯
めちゃくちゃ輝いて見えました

あとはだしの素をお湯で溶かしてだしを感じていました😂

まとめ

マザーが出してくれる料理は、口に合わなかったり用意してくれなかったりといったことはなかったので食べれるだけありがたいと思う反面、まあまあな金額を払っているので後半のようなご飯が出てきてもやっとしなかったかと言われれば正直しました😅

ホームステイを退去した後はシェアハウスに移ったので自炊し放題。日本食とお米を好きな時に食べれるようになったので食事が癒しの時間になりました。
カナダに住んでいる人がどんな食事をしているのか知るいい機会になったし、普段食べないようなご飯を出してもらったり、なにより誰かが作ってくれる料理っていいなってシェアハウス生活していて改めて感じたのでホームステイ生活は申し込んでみてよかったです。

↓ホームステイ中のお話↓


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