私がなりたい「一歩ひいたお節介おばさん」

noteはお久しぶり

私をnoteで見つけてくださる方には初めまして

約6年前、育休中に感じたどこにも発散できなかった想いをつづっていたnote。

0歳を育てる等身大の声に、我ながら「あの時の自分、よく頑張ってたね」って思うのでした(当人、全く記憶なし。笑)
なのであの時のnoteもそのまんま残すことに決めました。

あの時0歳だった娘は6歳になり、もうすぐ4歳になる息子と2人子育てをしている今…。

子どもたちも大きくなってきたし、楽になってきたかと思えば、3歳特有の反抗期に頭を悩まされたり、仕事と家庭の両立の難しさ(時短を解除したら?って思われてるような思い込みや、職場の中でも年長ポジションになってきたので自分の仕事以外の仕事もやらなきゃいけなくなるプレッシャー)を痛感するようになってきたりとまた別の大変さが押し寄せています。

0歳の時に書いたnoteでも同じことを言ってたけど、子育てってそのステージ別に色んな大変や困難が押し寄せてくるんだなぁって改めて思います。

私は産前産後にお腹の張りや腰痛で体が辛かったのも、妊娠時や産後の自分の体について無知で、「おっぱいのことって誰に相談したらいいの?」「悪露が増えてるけどどうしたらいいの?」「体調が悪いけど赤ちゃんどうしたらいいんだろう…」ってどこに相談したり頼っていいか分からずしんどかったのも事実。
誰かと話したい…。でも周りの同世代の友達たちは仕事をしていたり、同じく育休中だったとしても赤ちゃん連れで会うというのはおでかけ準備の段階からなかなかのハードルの高さで頻繁には会いにくい。
そんな時に助けられたのは近所の支援センターにいたおばちゃん保育士さん。

そのおばちゃん保育士さんは、こちらが求めなければ近づいてくることはないけど、いつも私たち親子を遠目から見守ってくれていて、私が子どもに「走り回らないでー」「片付けてからー」って言うとすぐさま飛んできて「お母さん、ここでは走り回ってもいいのよ!散らかしてもいいのよ!」って母も子も責めない声がけをしてくれる方でした。
自身の育児の経験話を聞かせてくれて、今の子育ての辛さに対して労う言葉をかけてくれて…そしてそのタイミングがいつも適切で…。

そして言葉にできないおばちゃんの包容力…。私は仕事柄おばちゃん〜おばあちゃん世代とお付き合いすることが多かったことと、田舎の地元ではおばさま方と交流する機会が多かったからか「おばちゃん」というだけで言葉にできない安心感や包容力を感じる模様です。(語彙力なくてすみません笑)

ここにくれば悩みが全部解決できる訳ではなかったけど、「ここにくればこの人に会える」という安心感を感じていたのは事実です。
だから私はいつか同じようなママさんを1人でも減らしたくて、「お節介おばさん」になりたいなぁって思ってました。

私はとある田舎町の出身なのですが、生まれ育った町は超超超田舎。春になるとカッコウの鳴き声が聞こえてきて、花の匂いで春がきたのが分かるくらい
野生の猿がいるし、放牧している牛が逃げていることも日常茶飯事。
小さい集落だったのでみんな知り合い、みんなで助け合う文化が根付いていて、子ども同士が外で遊んでいても、誰かが見ててくれるべ!って大人も子どもも安心感があって、子どもも大人も伸び伸びしていた……(のは私の記憶が美化しすぎてるのでしょうか?)
その安心感のもとになっていたのは、お節介おばさん。
「あれ?今日は車が家にあるから仕事休みだったの?」「家が暗いから具合が悪いかと思ったよ」「魚いっぱいもらったからお裾分け」「赤飯作ったからどうぞ」
私も若い時は色々詮索されてるみたいで嫌だなぁって思ったけど、気遣ってもらうってありがたい。そのありがたみに気付いたのは子どもを産んでからでした。

ちなみに、うちのおかんももれなくお節介おばさん。
0歳の娘を連れて、母と私と娘で某おもちゃ屋さんに行った時のこと…
娘の授乳で授乳室に行ったらわんわん泣いてる赤ちゃんとミルクを調乳するのにアタフタしている若いママさんがいて、うちのおかんは赤ちゃんを抱っこしてあやしてあげて声をかけてました(なんて声をかけてたかは忘れてしまった)
めちゃくちゃお節介だなぁって思うけど、母が関わったことで若いママさんはホッと安心したようなお顔になったのが印象的でした。私だったら知らない他人に、もしかしたら要らない!って断られるかもしれない…、余計なお世話!って怒られるかもしれない…、はたまた遠回しにその方を傷つけたり自信を無くすことにつながるかもしれない…(私もよく元気そうなママさんやキラキラしたママさんを見て、自分ってなんでこんなにできないんだろうって勝手に落ち込むことがありました) そう思うと手を差し伸べるってなかなか難しい。けれど、振り返ってみると…私もその若いママさんとおんなじような状況になった時に手を差し伸べてくれる方のあったかさに救われたなぁと思い出しました。
電車に乗って赤ちゃんが泣いた時に周りの大人の方が赤ちゃんをあやそうとしてくれたり、スーパーで子どもがぐずった時に「いい声だねー元気な証拠だー」「お母さんも声がけが上手だね」って声をかけてくれる方がいたり、子どもを複数人連れて出先のトイレに行った時に私が用を足すときに「おばちゃんと一緒にお話しして待ってよう」って子どもたちと遊んで待っててくれた方…
私はお節介だと思わず、むしろ声をかけてくれて嬉しかったんです。

子育て中、ピンチな場面って周りが敵に思えてしまったり、孤独を感じることがあるけれど、見知らぬ誰かが見守ってくれている、味方だよーって思ってくれているそんな安心感を感じることができたらもっと肩の荷をおろして子どもと向き合えるのかなって思います。

ママたちを見守って、ピンチな時はそっと手を貸せて、いつもここにいるという安心感をもってもらいたい…

そんな想いから、マイコ「令和のお節介おばさん」を目指します!
ここにいるという安心感をもってもらいたくて、紫波町の素敵な場所にサロンを借りようと思っています。

ママの幸せは子どもの幸せ

ママが少しでもホッとできたり、自分を満たすことができるお手伝いをしていきたいと思っています。

これからどうぞよろしくお願いいたします◡̈♡

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