ミャンマー・ヤンゴン遠征
2017年11月にサッカーモンゴルA代表がヤンゴンでキャンプを行いました。その時の様子を軽くご紹介していきます。
ウランバートル~ヤンゴン
15:30ウランバートル発、北京を経由して、22:50ミャンマーの首都ヤンゴンに到着。モンゴルの冬は厳しく、この11月はすでに氷点下20℃前後です。
モンゴル上空
中国上空
機内食のシーフードカレーがなかなかおいしかったです。
ヤンゴンの街並み
宿舎
今回はミャンマーサッカー協会のスタジアムに隣接するMyanmar Sports Hotelへ。
アンダー世代とは異なり、A代表ではキャンプや試合で他国を訪れる際、現地のサッカー協会がバスや宿舎の手配をしてくれるため、移動がスムーズであったり、なかなかいいホテルに泊まれたりします。
南国のリゾートっぽいですね。このプールで選手たちはリカバリーやリフレッシュを行います。
メディカルルームはないため、ケアを行うときは自分のベッドを使ったり、選手の部屋を回ったりしました。蚊が大量に飛び回っており、虫刺されがひどかったです。
ホテルの入り口には猫たちがたむろっており、日中は暑さのため、ぐでっている猫が癒しでした。
宿舎とスタジアムの間にある道路では、朝から晩までストリートサッカーでわいわい。
練習
ご存じの通りミャンマーは暑いです。モンゴルとの気温差は50℃以上。少しずつ暑さに慣れるため、到着翌日の朝は散歩。
午後から本格的に練習スタート。ウォーミングアップを任され、選手と30分くらい動いたけど、私はそれだけで頭痛とだるさを感じるほどに。そのあとも練習をこなす選手たちはもっとキツかったでしょう。
練習直後はみんなバテバテでした。
それでも、次の日も同じように動くもだいぶラクに感じ、3日目からはいつも通りになりました。
フレンドリーマッチ
ミャンマーU23、U21とフレンドリーマッチを行いました。
こっちはA代表であるにも関わらず、U23に負け、U21には勝つもあまりいい内容ではなかった気がします。(スコアは忘れてしまいました。)
ロッカールームには大きな浴槽があり、暑熱環境でプレーした急速なリカバリーには素晴らしいです。(写真の中央にある青いやつ)
ハーフタイム使おうとしましたが、ぬるま湯しか出ないし、氷も十分にはなかったため、使い物にならず...
わずかな息抜き
今回のヤンゴンキャンプは約1週間。1日まるまるのオフはなし。半日オフの時にチームで、シェダゴン・パゴダへ。
その地域の文化や歴史は非常に興味深いです。一見よくわからない模様や、変なモニュメントとかに感じても、それぞれに意味があったりするため、時間が許す限りいろいろな所に足を運んでみたいですね。
若者たちは街のいたるところで蹴鞠のような遊びに勤しんでいました。仕事は...?
最後に
蚊の対策はとても重要だと感じました。スプレーやかゆみ止めなども準備はしてものの、それでも就寝中は無防備。かゆいだけでなく、睡眠も邪魔されて十分にできない選手もいました。
また、頭痛と39℃後半の発熱でダウンした選手がいて、マラリアや感染病の可能性も疑いました。(現地の病院で検査をした結果、ただの感冒でした。)チームドクターが不在で、医療スタッフは私一人。いい経験となりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
チームはここでのキャンプを終えて、インドネシアのバンダアチェへ。
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