【告知】「波」誌寄稿 宇佐美まこと『ドラゴンズ・タン』書評
新潮社「波」誌に寄稿した宇佐美まことさんのファンタジー大作『ドラゴンズ・タン』の書評がウェブにアップされました。下記からお読みいただけます。
この作品は「英雄の物語」ではありません。
「何も出来なかった者たちの物語」なんです。
でも、ほんの少し、わずかばかりに蒔いた……いや、たまたまこぼれ落ちた程度の種が少しずつ育って、やがて未来を変えていく。
歴史に名を残すものばかりが世界を作るのではない。無名の一人ひとりが、人類の歴史を積み上げ、「今」を造ってきたのだ。
そんな宇佐美さんの声が聞こえてきそうな、重厚かつ心躍る作品です。
長編なので、お正月休みの読書にはぴったりかも。
ところで、宇佐美さんの次の新刊は、また全く異なるジャンルのようですよ。どれだけ引き出しが多いんだが。まさに脱帽です。
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