#1【F1】globeから始まるF1ファン歴と今シーズンへの期待
・globeが繋いだF1との出会い
「ねぇ、globeって知ってる?」
「当たり前やん、バットとボールと・・・」
思い出す度苦笑を禁じ得ない、これは私が小学5年生頃のクラスメイトとの何気ない会話。
その何気ない会話がきっかけで、私の「音楽とのお付き合い」がスタートしました。
私の時代の小5というと、周りが音楽番組を観るようになり、TSUTAYAでCDを借りてカセットにダビングして(伝わるかな、これ)、朝の歌の音楽が先生チョイスから生徒が選ぶ流行りの歌になり始め、なんて時期でした。
そして間もなく手に取った人生初のCDが、globeが1996年10月30日に発売したシングル、「Can’t Stop Fallin’in Love」
https://www.youtube.com/watch?v=4ctWvVAmQpo
ここから私はどっぷりと、それはもうどっぷりと、globeにハマり、音楽にハマっていきます。
とはいえ当時は月に500円のお小遣いをやりくりせねばならず、今のようにクリアな音源を心ゆくまで楽しめる時代ではありませんでした。
幼少の頃から近眼でTVも観させてもらえず、なんとかCD以外にglobeの音楽を聴くことはできないか・・・
そこで私が聴き始めたのが、毎週土曜日の夜9時からラジオでオンエアされていたglobeのレギュラー番組、「globe Driving a GoGo」
この番組のスポンサーが当時F1にタイヤを供給していたブリヂストンで、CMには直近のレースダイジェストが(声は多分古谷徹さんだったと思う)流れていたんですね。
シューマッハとハッキネンの熱いバトルをアムロの声で語られ、私はF1に興味を持つようになったのでした。
・今シーズンの展望
昨年はコロナによって様々なスポーツイベントが中止になったり、イレギュラーなシーズンになりました。
F1も例外ではなく、昨シーズンは開幕が遅れましたが、今シーズンは今週3/26(金)にバーレーンで開幕を迎えます!
前置きがかなり長くなりましたが、2021シーズン注目すべきポイントを紹介します。
■7年ぶりの日本人ドライバー、角田裕毅
なんと言ってもこれ!7年ぶりですよ!どれだけ待ち侘びたことか!
これまで数多くの日本人がモータースポーツの最高峰であるF1に挑んできましたが、高い壁に阻まれ未だ1勝も挙げたことはありません(最高位は3位)。
ですが、角田選手こそ、この壁をぶち破れるのではと注目されているのです。
角田選手は2000年生まれの20歳、今季のF1ドライバーでは最年少で、2000年代生まれで初のF1ドライバーなんです。
昨年はF2という下位カテゴリーで、デビューシーズンながら3勝を挙げて年間3位を獲得、F1で走るためのライセンスを獲得しました。
その走りが評価され、わずか1年でF1にステップアップが決定、ホンダエンジンを積むアルファタウリからデビューすることに。
それだけではありません。
今シーズン開幕前に行われたバーレーン合同テスト、3日間通してなんと全体2位のタイムを叩き出します。
テストはあくまでテスト、各チーム燃料搭載量やセッティングが異なる中で、シーズンの勢力図は開幕まで分からない、というのがF1界の常識です。
でも、2位が取れる可能性のあるマシンにしか2位タイムは出せません。
アルファタウリは中堅チームなので、決して競争力の高いチームとは言えませんが、今季型のマシンは挙動も安定していてタイムも出せているように感じました。
シーズン序盤はなかなか結果が出ないかも知れませんが、きっと素晴らしい走りを見せてくれるのではと大いに期待しています!
近い将来F1界をリードする素材だと思います!必見!
■ホンダ4期ラストシーズン
これは注目ポイントですが話としては悲報。
昨年突如として発表されたホンダのF1撤退。
ホンダとしては第4期にあたるF1参戦の幕が、今シーズンを持って閉じることに。
2015年にエンジンサプライヤーとして再参戦したホンダですが、先行する他社に追いつくまで、苦しい時間が続きました。
2018年に、レッドブル傘下のトロロッソ(現アルファタウリ)へPU(パワーユニット)を供給し始めてから、徐々に信頼性やパワーも他社と遜色ないレベルに追いつき、2019年にトップチームであるレッドブルに供給すると、レースで優勝するまでになりました。
いよいよシーズン総合優勝という目標が見えてきた矢先、2021年をもってF1から撤退するという発表があり、それはそれは落胆しました。
来期以降、レッドブルがホンダPUを引き継いでいくという報道もありますが、純粋なホンダPUの活躍は今年で見納めです。
■ストップ・ザ・メルセデス?!レッドブルに期待大!
ここ数年のF1が面白くない理由の1つに、メルセデスが強すぎる問題がありました。
(メルセデスファンの方々、すみません。シュー●ッハとか巨●とか強すぎるのが嫌いなんです。)
2014年から7年連続でコンストラクターズタイトルを獲得、うち6年はルイス・ハミルトン選手がドライバーズタイトルを獲得しています。
多少の波はあったものの、マシンもドライバーも戦略も盤石な時代が続き、毎年シーズン中盤に独走体制に入ると「また今年もか・・・」となったもんです。
では今年はどうか?先週のテストでは、メルセデスのマシンにギアボックス系のトラブルがあり、走行距離が稼げず、タイムも伸びませんでした。
一方、ライバルとなるレッドブル・ホンダのフェルスタッペン選手は、テストを通じて全体トップのタイムを記録。
チームメイトには経験豊富なペレス選手を向かえ、ドライバー、マシン、チームともにメルセデス迎撃体制が整いました。
とはいえ、蓋を開けると結局強いのがメルセデス、というのがずーっと続いているわけで、ファンの間でも見方は分かれています。
・まとめ
その他にも、往年のファンにたまらない注目点としては、M.シューマッハの名が帰ってきたことでしょうか。
今シーズン、セナ亡き後のF1を牽引してきたミハエルの子、ミック・シューマッハがハースからデビューします。
昨年のF2では年間王者の座を勝ち取るなど、親の七光りだけではなく実力も兼ね備えているドライバーです。
マシンの競争力で苦労はするでしょうが、光るものを見せれば目に留まるのもF1の世界です。諦めずに、父の歩んだ道を進んで欲しいですね。
また、アルピーヌ(旧ルノー)からはアロンソもF1に再参戦します。
若手が活躍するかベテランが立ちはだかるのか、世代交代の時期も迫っているので、今から開幕が楽しみです!
globeの話はまたおいおい熱い想いを語りますね!
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