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【コンサル】有害社員と散った会社その4
有料記事はその3と後数回だけにするつもりの村上です。
前半も内容十分ですが、後半はさらに役立つのでご購入お願いします!
@鷺沼発
マネーコンサルティングスラッシュオー
&資産バランスプロジェクト
さて、今回はまず前回の続きのドラッカー的なK社の見方を
お伝えしていきます。
後半では、ベースになる考え方や変革への抵抗などを
書いていきます。
過去記事をお読みになってからの方が、
ご理解頂けるかと思います!
早速いってみましょー!
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※参考図書は「村上に1円も落としたくない方」は、スルー推奨。
【考察】組織を間違った方向にする4要因
ざざっと列挙しましょう。
1 組織を機能に基づいて細分化
2 上下関係を厳格化、またはない
3 現場と管理職の思惑にズレがある
4 間違った行動を報酬によって評価
です。
![](https://assets.st-note.com/img/1647014926776-23eqmxTiE2.jpg?width=1200)
K社に基づいて話していきます。
1 組織を機能に基づいて細分化
組織の細分化はされていました。
図では、「君はこれだけをやっておけばよい!」
と書いてありますが、
K社は少々違います。
各自が「俺はこれしかやりたくない。」
と考えていました。
※以下は村上が厳しい言い方をしているように
感じますが、そのままご本人たちの言葉を使っています。
社長は出社すればよい。
取締役は、数が少ないながら
お客さまのところに雑談をしに行けばよい。
Tさん、Hさんは、出社すればよい。
Kさんは、言われたらデザインすればよい。
Mさんは、仕分けだけすればよい。
横の連携はありません。
うん。上手くいくわけありません(笑)
2 上下関係を厳格化、またはない
ここまでの話でご理解頂けてるかもしれませんが・・・
各自が上司と思っている人はいません。
自分がやろうと思ったこと?
をやって気が済んだら帰るので。
3 現場と管理職の思惑にズレがある
・相手がどんな案件を抱えているか?
・どんな問題を抱えているか?
・どういった仕事に興味があるか?
という仕事面も、
・家庭の状況
・趣味
・嬉しい悲しい出来事
というプライベート部分の
コミュニケーションがないので、思惑はズレます。
何度か取締役との意見交換で、
「〇〇さんは△△と言うだろう」
「■■さんは、✖✖と感じるだろう」
がことごとく違うのですよね。
4 間違った行動を報酬によって評価
報酬体系が社長の感覚と感情だったのも問題ですが、
数字(会社・個人)が全く加味されていませんでした。
一番の問題は、努力と言えない努力を評価していたこと。
例えば、タタキ台となる見積もりは通常1つで十分です。
その後仕様が変更になったりするので、あまりに数が
多いのはむしろ無駄と言えます。
※受注に繋がらない見積もりは社内で減点になる会社もあります。
しかし、某方がタタキの段階で見積書を7種類も作っておりました。
こういったところを
「がんばっている」
と評価してしまうので、生産性は落ちる一方です。
思い当たるかたは、この4つお気をつけください。
![](https://assets.st-note.com/img/1647016315273-UQ1qsZ1zdk.png)
【考察】貢献し合うのが組織である
貢献と言うと大げさな!と思う方もいるかもしれません。
ですが、多くの組織は貢献し合って成り立っています。
もしご自身が関わる仕事が全部一人でできるならば
問題ありません。
※会社が大きくなりづらいという問題はありますが。
村上が在席した証券会社で考えると、
営業をする。
経理をする。
財務をする。
レポートを書く。
集客のためにマーケティングをする。
取り扱う商品選定をする。
法人の調達の相談や実務を行う。
などなど、一人ではできません。
自分が出来ること以外を誰かがやってくれるから
証券業務ができました。
だから、誰かに貢献してもらっています。
そして、営業職の時は営業として誰かに貢献していました。
また、業務には中間があります。
これは営業の仕事?それともマーケティングの仕事?
と悩むような中間のお仕事です。
それは、自分が得意なことを踏まえて
助け合う(貢献し合う)ことが良い組織として重要なことです。
![](https://assets.st-note.com/img/1647016968044-2AAU19LTf6.jpg?width=1200)
しかし、常に仕事に中間地点があるようでは困ります。
一緒に働く(貢献し合う)には、ルールが必要です。
K社については、みなさん想像つくと思いますので
ここでは触れません。
![](https://assets.st-note.com/img/1647017172291-gu6Jep7PRS.png)
【考察】新事業には組織を調和させるマネージャーが必要不可欠
新事業というより、会社にはマネージャーが必要です。
特に、K社のような人員で仕事をする場合
プレイヤーの能力よりもマネージャーの能力が重要です。
というのは、プレイヤーとしては通常みな大差がないからです。
やり方で差が出ているならば、やり方を共有すれば良いわけです。
それもマネージャーの仕事。
営業で言うならば、誰かの案件が重なった場合の調整や、
契約のもう一押しをするのもマネージャー。
そして、いくつかの能力が必要である営業の得手不得手で
戦略を練ったり、協力させるのもマネージャー。
少なくとも、個々人の成果の出来不出来を問う前に、
マネージャーの質を高めた方が早いです。
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