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有馬真一@編集者
2020年7月14日 00:10
前回はこちら利益を度外視で急造された奈良時代3番目の銅銭天平神護元(765)年、絶対権力者として君臨した藤原仲麻呂が発行した「万年通宝」「開基勝宝」「太平元宝」は突如廃止され、新たな貨幣「神功開宝」が発行されました。奈良時代を代表する仲麻呂肝いりの3貨幣はわずか5年間で廃止されることとなったわけです。「神功開宝」は、直径や銅の質などは殆ど「万年通宝」と同じであり、価格も万年通宝と同額。その