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【元塾講師・現英語コーチが語る】あなたが英語学習のやる気スイッチを押せない理由3選

こんにちは!!MONEY ENGLISHコーチのMitsuhiroです!

突然ですが、ここで質問です!!
以下、あなたは何個当てはまりますか??

①1度も開いていない英語の学習教材が少なくとも1つ以上家にある
②学習を始めたは良いものの、1カ月も続かないことがよくある
③英会話スクールや学習サービス等を3つ以上今まで使ったことがある
④英語学習をする時期の波が激しい(やったりやらなかったりの波が大きい)
⑤毎回学習を開始するが、明確な目的もなくなんとなく学習をすることが多い
⑥そもそも英語学習が楽しくないと感じる
⑦忙しいので、なかなか学習時間を取れない(日々の学習に負担を感じる)
⑧学習を続けてみるものの、学習内容が正しいのか&成長につながっているのか毎回不安になる
⑨黙々と机に座って勉強していることが多い
⑩英語が出来るようになりたい!という何となくの憧れがある

この中で3つ以上、自分に当てはまる!という人は、
やる気スイッチを押すのが下手くそ!(つまり3日坊主になりがちな人)な可能性が大です!

私はMOENY ENGLISHでコーチの仕事を始める前に、
個別指導塾で4年間講師として働いていました。

そんな中で、「宿題をやってこない生徒」や「授業中に寝てしまう生徒」はもちろん、「塾をそもそもサボる生徒」などの俗に言う
やる気スイッチを押すことができていない子供達に向き合ってきました。

そして私も何を隠そう、やる気スイッチを押せない人でした。

そんな私でも、英語学習や留学、そして塾講師の仕事を通じて
やる気スイッチを押せる人になることができました。

今日はそんな私の経験をもとに、やる気スイッチを押すことのできない理由3つをお伝えさせていただきます!!


英語力を伸ばすのに必要な大前提

そもそも英語力ってどうやって伸びるかご存知ですか??

リーディング、スピーキング、単語力やリスニング力等色々なトピックがあるかと思いますが、英語力を向上するために最も必要な要素は”継続”です。

英語力を伸ばしていくためには”継続”あるのみです。

とはいえ、やる気が続かずに3日坊主で終わってしまう人が多いのも英語学習あるあるです。

そこで今回は、英語学習を継続するために必要な”やる気スイッチを押せない理由”をご紹介します!

今回の記事で皆さんがやる気が出ない理由を理解して、やる気スイッチを意図的に押せるようにするお手伝いができればと思います!

やる気スイッチを押せない理由3選

Ⅰ そもそもの目的がイメージできていない

やる気スイッチを押せない理由の1つ目が、
”目的をイメージできていない”です。

人間は、目的や、目標がないと行動を継続できない生き物です。
行動を起こす理由が見出せないと、中々行動に移せないですよね。

英語学習においても、目的&目標なしに勉強をしても継続できません。
それは他の物事と同じように、英語学習の意義を感じづらいためです。

例えば、次の2つの状況の時にどちらがやる気が出ると思いますか?

①学校で単語テストがあり、満点を取らないと追試がある。
②単語帳を買ったのでとりあえずやってみる

答えは①ですよね笑
やる気というよりは、やらなくちゃいけないが適切かもしれませんが笑

今回の例は極論かもしれませんが、やる気スイッチを押すためには、
学習の目的や目標を持つということが重要だということはお分かりいただけたかと思います。

確かに、②のようにとりあえずやってみることは大切ですが、その先の英語力向上のための”継続”を考えると目標があるとやる気スイッチを押せるのです。
つまり、これまで②のようなケースで終わっていた人は、
目的意識を持てるとさらに学習の継続ができるということです!

とにかく、行動を起こして継続するためには”目的”が重要だということです。

私が塾講師時代に担当した生徒の話になるのですが、
塾講師として働き始めたばかりの頃、中学2年生の生徒を担当させていただくことになりました。
ただ、その子は宿題もやってこず授業中も居眠りしてしまうよくあるやる気のない生徒でした笑

私も耐えかねて、
「どうして塾に来ているの?」
と尋ねました。

すると生徒は
「親に塾に行けって言われたから」
と答えました。

なんだかハッとしました。
私もそうなのですが、目標がない状態で何かに一生懸命に取り組むことは難しいものです。

なので、なぜそれをするのか?
を自分の中で言語化して認識することが非常に大切です。

「次の小テストで満点取ろうよ!そしたら期末テストでもっと良い点数取れるよ」
「今、このテキストをやっているのは次回の小テストの対策のためだよ」

それから、私は生徒と常に目標とそのタスクをする理由を共有して、目的を認識してもらうようにしました。

すると、宿題をやってくるようになったのはもちろん日々の授業を受ける姿勢も変わりました。

生徒本人にとっての、英語学習の理由が以前よりも明確になったからです。

このようにやる気スイッチを押すためには、目標&目的を持つことが大切であると認識していただけたかと思います!

さらに、ここでやる気スイッチを押すための目標設定のコツを合わせてお伝えできればと思います!

結論から言うと、
目標設定のコツは大目標と小目標の設定&逆算思考です!!

例えば「英語を喋れるようになりたい」といきなり考えても、そこに至るまでの手段や必要なスキル、それにかかる期間等も全く不明瞭なままです。
途方もないようなことに感じますよね。
そのため、「逆算思考」を用いて大目標と小目標を設定することが大切です。

大目標は最終ゴール、小目標は大目標に至るまでのチェックポイントだと考えてください。

普通だと、大目標の設定だけで終わりがちな人が多いです。
そこで、小目標を設定してあげるのがミソ
です。

小目標を設定するメリット大きく3つあります!

①モチベーション維持
⇨継続につながる。
②行動の明確化
→大目標が実現可能に感じる。
③ PDCAを回しやすくなる
→その都度、最適なアクションを抽出できる。

そして小目標を達成するための毎日&毎週のタスクを設定すると行動をさらに明確化できます!

せっかくなので一緒に例を見てみましょう!

今回の例は下記の大目標で設定してみました!
「現在TOEIC500点取得者が1年後TOEICで800点を取る」

大目標が「1年後にTOEIC800点を取る」なのでそこから小目標をブレイクダウンしてみましょう!

現在から2ヶ月後の目標:TOEIC600点向けの単語帳を8割型覚える。TOEIC文法書を6割正解できるようにする。
現在から4ヶ月後の目標:模試で600点以上を取る
現在から5ヶ月後の目標:TOEICで600点以上を取る
現在から7ヶ月後の目標:TOEIC800点向けの単語帳を8割型覚える。TOEIC文法書を7割正解できるようにする。
現在から9ヶ月後の目標:模試で800点以上取る。
現在から10ヶ月後の目標:TOEICで800点以上を取る。

上記の小目標に対して、日ベース&週ベースのタスクを設定するイメージです!

今回は簡単に記載しましたが、小目標はこんなイメージです!人によってはさらにブレイクダウンして小目標を設定する人もいるので、個人に応じて適正化してみてください!

どうですか、具体的になってやる気が出てきませんか?なんだか達成できそうな気がしませんか??

目標というのは、具体的になるほどリアルに感じて実現ができるように感じるのでモチベーションが増して継続に繋がります!
つまり、日々の学習の目標を具体的に持つことがやる気スイッチを押す導線なのです!

ここで目標設定のコツを追加で共有すると、
「バッファ」を意識してください!
バッファとは、余裕・ゆとりのことです。

目標を設定しても、必ずしもその通りに行くわけではありません。
目標に向き合っていく中で、イレギュラーはつきものです。
今回の例でも2ヶ月前倒しで設定しましたが、それも小目標の進捗に応じて計画の練り直しを行いやすくするためです。

バッファを持って、目標を設定することで、目標をこなす中での計画変更等も行いやすくなりタスクや目標の再設定も柔軟になります。
そのため、バッファも意識して目標設定するようにしましょう!

この章のまとめ
・やる気スイッチを押して学習を継続するためには、目的&目標が大切!
・大目標&小目標を設定することで継続に繋がる!
・とにかく逆算思考でタスクをブレイクダウンする!
・バッファを持たせて、目標を設定しよう!

Ⅱ 日々の学習を負担に感じてしまう

あなたには今2時間の自由時間があります。
手元にはゲーム機と英語の参考書。
どちらを手に取りますか??

英語の勉強を継続できない人は、ゲーム機を取ってしまうでしょう。
ただ、英語の参考書を手に取る人もいます。
そんな2人の違いは何でしょうか。

やる気スイッチを押せない理由の2つ目は、
”学習を負担に感じてしまう”です。

やる気スイッチを押せずに学習を継続できない理由の一つに、心理的負担があります。
勉強を負担に感じてしまい、なかなか勉強に取りかかれずに気がつけば1時間スマホを触ってしまう、なんてことはよくありますよね。

私も中学生の頃は、テスト期間になると部屋の片付けばかりしていました笑
不思議なもので、普段は部屋の掃除も勉強と同じくらい嫌なものなはずなのですが、テスト期間になると取り憑かれたかのように掃除していました。

これも普段だと掃除も心理的負担に感じる行為ですが、
勉強の方がより負担を感じるが故に、掃除を苦に感じなくなっている状況です。

では、どうすれば心理的負担を減らして勉強のやる気スイッチを押せるのでしょうか。

このケースの場合、原因としては大きく2つがあります。

①そもそものタスクが設定できておらず、何をして良いかわからない。
②習慣化していない。

①そもそものタスクが設定できておらず、何をして良いかわからない:

勉強に取り組めない人の1つ目の理由は、自分に明確なタスクが設定されていないため、何をすべきか迷ってしまうことです。

毎日何をしようと考えていると、あっという間に1時間経ってしまったり、
やるべきことを見失ってしまってその日が終わってしまった経験はありませんか?

勉強をしようと思っても、やることが決まっていないと何をするか考えると
ころからのスタートになります。

そうすると、何をするか不明瞭なので心理的負担が増してしまいます。

そのため、事前に週単位で毎日のタスクを設定しておきましょう!!

毎朝に決めることもできますが、勉強に関しては予定外のタスクが発生しにくいため、週単位で計画を立てる方が効率的です。

ここでは、前の章で説明したスモールゴールに基づいて毎日のタスクを事前に設定してあげることを意識してください!

②習慣化していない:

また、習慣化ができていないと、勉強に取り組むことはなかなか難しいものです。

私を指導してくれた高校時代の恩師がよく言っていたのは、
「呼吸をするように勉強しなさい」
という言葉をよく言っていました笑

勉強も呼吸をするように、当たり前のものとして意識せずにできるようになるとまさに習慣化できた証ですよね。
負担を感じることなく、勉強ができている状態です。
この状態であれば、やる気スイッチを押して学習を継続しやすいはずです。

それでは、どうすれば習慣化できるでしょうか。
呼吸するように勉強するためにはどうすればいいのでしょうか。

そのためには、まずはスモールスタートを意識してください!

例えば、昨日まで勉強してこなかった人が、急にその日から1時間勉強し続けるだなんて難しい話です。

最初は15分でも30分でもいいので、自分が決めた時間はしっかり勉強することを意識してください。

設定するタスク量も、いきなりとてつもない量をこなすのではなくて
まず少量からスタートして徐々に量を増やしていきましょう!

英語学習において、継続が命です。

1週間に1回の2時間勉強より、毎日30分の勉強の方が効果的です。
なので、短い時間でも毎日の継続が重要です!

1週間続けられたら、次はもう1週間。
1ヶ月続けられたら、次はもう1ヶ月
というように、
継続すればするほど習慣化し、
無意識に取り組めるようになります。

例えば、毎日15分やると決めたらまず席に座って15分やってみましょう。

この毎日の積み重ねが後々大きな成果になって返ってきます。
呼吸するように勉強する。
それができるようになれば、きっとあなたも負担を感じることなく勉強できるようになっているでしょう。

最後に、毎日のタスク設定のコツなのですが
ギリギリ終わりそうにないくらいのタスクを設定してみてください!

明らかにこなせるような量を設定すると余裕が生まれて勉強の集中が続かなかったり、その量に合わせて努力量を抑えてしまったりするのが人間です。

人間の心理上、余裕がない時ほど必死に頑張る性質があるので
あえてギリギリ終わらないくらいのタスクを設定してあげることで、
集中の継続&努力の最大化が見込めます!

この章のまとめ
・毎日のタスクの設定をしてあげることで心理的負担を減らせる!
・やる気スイッチを押すためには、習慣化が大切!
・呼吸するように勉強できると習慣化できている証!
・ギリギリ終わらないくらいのタスク量を設定しよう!

Ⅲ 楽しいと思えない

「勉強楽しくない」
これは、私の塾講師時代に成績が悪い生徒が口を揃えていう言葉でした。
逆に成績が良い生徒は「勉強が楽しい」と言うことが多いです。

そうです。やる気スイッチを押せない人は、
勉強を楽しめていない人」です。

楽しくないことに毎日向き合い続けることができる人間は世の中に多くありません。

私もそうですが、基本的に人間というのは楽しいものは進んで取り組むことができます。

英語学習も同様に”楽しい”と感じるからこそ継続できます。

英語学習が継続しない人は、

「単語が難しい、楽しくない」
「長文が読めない、楽しくない」
「なんて意味かわからない、楽しくない」


という感じで、自分ができない現状に対して負の気持ちを抱いていることが多いです。

ネガティブなイメージのものに対して、人間はなかなか向き合える生き物ではないので、やはりポジティブなイメージを持つということは大切です。

「楽しい」「嬉しい」
「達成感」「自己成長感」


といったポジティブな感情を定期的に感じることで学習は継続できます。

したがって、
意図的に自分自身で楽しみ&喜びの感情を生み出すことのできる仕組みづくりがやる気スイッチを押す上では非常に重要です!

私がお勧めするその仕組みはズバリ、
「成功体験を得ること」です。

楽しみながら学習や勉強を進めるためには、
成功体験を得ることが私たちの毎日の学習の栄養になります!

成功体験を得るためのコツは大きく2つあります!

①目標設定をして、クリアしていく。
②小さな体験を大切にする。

①目標設定をして、クリアしていく:
成功体験を得るための1つ目のコツは、
「目標設定をして、クリアしていく」です。

目標設定は成功体験を得る上で非常に重要です!
具体的な目標を設定することで、進むべき方向が明確になり、達成感を得ることができます。
この部分に関しては、前述した大目標&小目標を設定することにリンクしています!

スモールゴールを設定してあげることで、そのスモールゴールを達成しているとそれが成功体験に繋がります。
小さなものから成功体験を積み重ねることで、自信がついたり達成感を得たりすることができるので、「楽しい」という感情に至ることができ、やる気が沸々と湧いてきます!

②小さな体験を大切にする:
前述した通り、成功体験は小さなことの積み重ねです。
目標設定をしたものをクリアした際の成功体験も大切ですが、
より日常にある体験に着目することも重要です。

具体的には、

「以前は覚えることができていなかった英単語を覚えることができた」
や、
「観光客と英語で会話できた」


などの日常ベースのできたことに着目するということです。

私たちが思っている以上に、私たちの生活には成功体験が隠れています。

極端な例ですが、
「遅刻しそうだったけど、なんとか遅刻せずに済んだ」
も成功体験です。

このように、自分自身の捉え方次第で成功体験を見出すことができます。

なぜここまで成功体験を大切にするかというと、
目標達成を通じての成功体験だけに頼ると
うまくいかない瞬間が訪れます。

必ずしも、目標は考えた通りに達成できるものではありません。
その際に、どうしてもモチベーションが低下したり自信を失ったりしてしまう瞬間があります。

そんな時に毎日過ごす中で現れる体験や実際にやったことが私たちの背中を押す味方になってくれます!

私は学生時代に留学していたのですが、
留学直後自信をなくして、日本に帰りたいと思っていた時期がありました。
自分自身が想像していた以上に、英語が通じずに英語を使うのが怖くなって、英語そのものに触れるのが嫌になっていました。
買い物の際も、店員とのやり取りにも一苦労という感じでした。

そんな打ちのめされていた私を前に進めてくれたのが成功体験でした。

ある日カフェに入った時に何気なく注文して席についたのですが、

何故かふと

「あれ、俺めちゃくちゃスムーズに店員とやりとりできてたな」

と感じました。
なぜ、ふとそう思ったのかは今でも謎なのですが、
今まではあたふたしていた注文がスムーズにできるようになっていて、

それを認識して、何か嬉しくなって、自分の成長を認識できた瞬間でした
その出来事以降、日常の小さな成長や体験を大切にすることで
自信をつけることができるようになりました。

ただ、このような日々の成功体験は慣れてくると見逃しがちになっちゃいますよね。

私がやっている解決策としては、毎日夜にその日の振り返りをする際に
必ずやったことと、できたこと&気づきを書き出すようにしています。

よくあるのが、できなかったことや改善点に注目するケースですが、それだけではなく、やったこと&できたことも併せて認識することで
健全なモチベーション維持に繋がります。

したがって、設定した目標をクリアすることで得られる成功体験と上記のような日常生活での成功体験を組み合わせていくことで、
「楽しい」や「嬉しい」という感情を定期的に生み出すことができます!


この章のまとめ
・何よりも楽しむことがやる気スイッチを押してくれる!
・成功体験を得ることでポジティブな感情を作れる!
・成功体験を得るためには、目標を設定して達成していくのが重要!
・日常にありふれた体験にも、成功体験を見出す!

まとめ

さて、ここまででやる気スイッチを押せない理由と、どうしたら押せるのかを共有させていただきました。

英語力を伸ばすためには、継続が命です!
そのためにも、やる気スイッチをonにする必要があります。

前述させていただいた通り、私にも自信を失ってしまいやる気スイッチを押せない時がありました。

だからこそ、今やる気スイッチを押すことができない皆さんに
自分次第で前向きになれるということを知っていただければと思います。

この記事を読み終わったこの瞬間から、ぜひ私が紹介したことを活かして
やる気スイッチを押してみてください!

自分次第で、人生は前に進めます!

微力ですが、少しでも皆さんの英語学習において影響を与えることができれば幸いです。

英語を身に付けて、その努力と時間をマネーに!

MONEY ENGLISH コーチ 
Mitsuhiro


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それでは、また次回の記事で皆さまに会えることを心より楽しみにしています。
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