
34歳無職未婚の正月。
今年こそは、今年からは、そんな思いを胸に本年も大きな怪我などもなく、無事に無職3年目を迎えることが出来ました。
この世に生を享けてから現在に至るまで特に大きな夢を抱く事もなく、三十代中盤に差し掛かり社会的に消滅していく自分の様を俯瞰で見ています。
本来ならば収入がなくなると精神的に不安定になり外に出て働きますが、私はただひたすら内に逆行をしています。
特にこれといった心的外傷はなく心穏やかな日々が続いていますが、瞼や鼻先の炎症、外耳炎、指の湿疹などがここ数年続いているのが少し気になります。
そんな私が3年もの間いかにして無職なのに精神を安定させているのか。
今日はその処世術をお教えいたします。
1.生きてるだけで丸儲け
これはお笑いBIG3の明石家さんまさんの有名なフレーズです。
加えてこうも話しています。
「人間生まれてきたときは裸。死ぬ時にパンツ一つはいてたら勝ちやないか」
今執筆中の私は上にさらっとした肌着と下にボクサーパンツをはいています。
そうなんです。勝ちなんです。
さらに言うとAmazonで購入した2000円の薄い毛布を全身に巻いているので体温調節をも自在に操れる域に達しているのです。
すでに勝っている人生でも気を抜かない心構えが今の精神の安定に繋がっていると言えます。
2.あえて脳を幼くする
自分の知識不足で最初はこの項目を幼児退行すると表記しようとしていましたが詳しく調べてみるとストレスによる発症や、高齢者の発症による介護など様々な方が苦しんでいる現状を知り、このような表記に変えさせていただきます。
では、あえて脳を幼くするとは何か。
それは些細な発見です。
自分のようにほぼ家から出ずに生きていると決して同じではないはずの毎日が同じように流れているんじゃないかと錯覚し、将来に悲観的になり精神が弱っていってしまう傾向にあります。
そんな時に些細な発見があると精神を安定させることが出来ます。
ほんの一部ではありますがその些細な発見をご紹介させて下さい。
近所のスーパーの駐輪場にて

これ217ってニーナじゃん!やったぁ!
ですね。
他にもあります。
普段結んでいる髪を解いてみたら

これに関しては少し審議かもしれません。
一ヶ月に一度行っていた美容室が今は三ヶ月に一度ほどなので些細な発見というよりも当たり前のような気がしています。
掲載するか迷いましたが自分には他にも迷わなければならない問題がたくさんあります。
こんな事で迷ってる場合ではないと判断し、掲載させて頂きました。
他にもあります。
近所のスーパーの駐輪場にて

ニィィー?!
このように半ばこじつけで発見するのも良いですね。
どのような形であれ、精神が安定さえすればいいのです。
実際に私はこの三年間無職で34歳で未婚ですが今ニコニコしながら餅を食べられています。
3.有職への思い
ここまで書いてきて本末転倒ではありますが今の自分と相対するモノへの気持ちも綴りたいと思います。
正直に言います。
めっちゃ羨ましい。
働くこと=生きること
生きること=働くこと
自分にはこんな考えがずっと根本にあり、働くことによって職場の人との交流や、通勤時にはたくさんの重大な発見がある環境が羨ましく憧れでした。
しかしどうでしょう。
現在私は無職です。
憧れとは真逆の場所に鎮座し、ニコニコしながら餅を食べています。
ここで一つの仮説が浮かび上がります。
冒頭で述べた通り、ここ数年自分の身に起きている身体の異変がもしストレス性によるものだとしたら、私は無職なのに精神を安定させることには成功しているが身体が有職になりたがっているということ。
心と身体の意見が一致していない。
一度話は逸れますが、2013年にオリンパスという企業がCMに宮崎あおいさんを起用してこんなキャッチフレーズを言っています。
「ココロとカラダ、にんげんのぜんぶ」
人間の全ては心と身体で出来ていると。
素敵な言葉ですね。
話を戻します。
私は無職の心と有職(願望)の身体で出来ています。
どちらか一方に寄せる事でこの問題が解決するのかもしれません。
そして運の良い事に世はまさに大迎春。
チャレンジをするには絶好の機会だという事。
実際に今このnoteを執筆していること自体がチャレンジです。
もしかしてスベってるのではないか?
もしかしたらウケてるのかもしれない。
どんな反応があるかはわかりませんがこれが社会と関わりのない者の抵抗なのかもしれません。
4.まとめ
めっちゃ暇。