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病児保育の無償化について

病児保育とは、保護者が仕事やその他の理由で子どもの看護ができない場合に、病気の子どもを一時的に預かり、保育や看護を行うサービスです。自治体により利用料は異なりますが、2,000円から5,000円の費用がかかります。共働きが増えているため、子どもが病気になると夫婦どちらかが休まなければなりません。今の社会では必要性の高いサービスとなっています。
この病児保育の無償化が近年求められています。確かに病児保育が無償化されれば、負担なく子どもを預けることができ、無理して通常の保育園に通園して他の子に病気をうつしてしまう心配も解消できるかもしれません。
しかし、根本的な問題は別にあるように思います。無償化し使いやすくすることが本当に良いのでしょうか?もちろん、休みが取りづらい職場もあると思います。
保護者が安心して育児などに専念できる環境を整えるため、育児休業法が改正され、子どもの年齢に応じた柔軟な働き方を実現するための措置が拡充されました。また、育児休業の取得状況を公表する義務が拡大されました。さらに、男性の育児休業取得を促進するための取り組みも強化されました。
企業が柔軟な働き方を導入し、保護者が安心して休みを取れる環境を整えることが大切です。リモートワークやフレックスタイム制度の導入、育児休業の取得を推奨する企業文化の醸成など、社会全体で子育てを支える意識を高めていくことが重要です。

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