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命日、忘るべからず。

これが虫の知らせと言う物でしょうか。

15日の朝、起きぬけにいつもはチェックしない

携帯のニュースを見ていたら

三笠宮百合子さまが101歳で薨去されたと知りました。

三笠宮百合子さまも祖母ちゃんと同じ年頃なんだ・・・

ところで我が祖母はどうしているのだろう?と

ぼんやり考えていたところ

叔父からの着信があり

立て続けに岐阜の叔母からも電話がかかって来て

これはただ事でないと胸騒ぎを感じつつ電話を取りました。

やはり祖母の訃報でした。

叔父によると最近の祖母はとても元気で

亡くなるような気配が全くなかったとの事。

前日の晩御飯をモリモリ頂き、

明け方の3時過ぎまでゴソゴソと物音を立てていたので

いつも通りの時間に朝ご飯を持って起こしに行ったら

すでに事切れていたそうです。

主治医の先生からは「おそらく自然死でしょう」という事で

苦しまずに天国へ旅立ったようです。

痛かったり辛かったりしなくて本当に良かった。

母は祖母が生きている間に会いに行けなかったことを

悔やんで泣いていましたが

叔母が「100歳で大往生だもん。明るく見送ってやろう」って

声をかけてくれて

「そうね、天国にいるお父ちゃんにやっと会えるもんね」と

少し落ち着いたみたいでした。

葬儀は同居していた叔父家族だけで行うので

私達は心の中でお別れします。

祖母との楽しかった時間を思い出し

感謝と共に見送りたいと思っています。

祖父母の命日は父方母方共に印象深い物が有ります。

母方の祖父の命日は私の誕生日当日で

父方の祖父の命日は私の成人式の翌日でした。

それから2010年の11月15日に父方の祖母が亡くなり

奇しくも今年の11月15日、母方の祖母も亡くなりました。

どちらの祖母も11月15日が命日になるとは!

あの二人、不思議なご縁で結ばれているようです。

祖母たちが元気な時は二人とも正反対の性格で

全くそりが合わなかったですけれどね。

忘れっぽい母や私に「くれぐれも、忘れないようにっ!!」と

祖父母たちから言われているようです。





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