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父のおむつ生活 ゆるッと試行錯誤   その2

今日の伊豆高原はスッキリと晴れ気持ちの良い日になりました。

あっという間に9月ですね。

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

私は早くも食欲の秋が到来したようで

やたらとお腹が空いて困っています。

さて、今回は6月から始まった父のおむつ生活についてです。

介護とおむつは切っても切れない物ですが

実際使ってみると意外と知らない事が多く

うまく使いこなせないなぁと感じています。

大人用おむつで私が初めて知った事をシェアしたいと思います。


過酷なモーニングルーティーン

最初の1か月はただやみくもに使用していた為失敗の連続でした。

派手に尿漏れするので朝食前にシャワーを浴びさせ

着替えは勿論、シーツやお尻の下に敷いていたタオルケットを

すべて取り換える事が毎朝の日課になりました。

この作業だけで軽く1時間。

母も私も、お世話をするだけで汗だくです。

当初は漏れないようにと厚手で大きめのおむつとパッドを購入し

腰の下には大判のペットシーツを敷いて対処しました。

が、その努力もむなしく毎日盛大に尿漏れしてしまう。

梅雨時と重なり大量の洗濯物が家中を埋めつくす・・・

そんな状況に正直心が折れそうでした。

伸ばすのがコツ

ある時大人用おむつの当て方の動画を何気なく見ていたら

ギャザーをしっかり立てる事で防波堤が出来尿漏れを防ぐとの事。

体に当てる前にグイーンと前後におむつを引っ張って伸ばすと

あら不思議、ピンとギャザーが立ちました。

この当て方をした翌日からは漏れの量が目に見えて少なくなり

尿漏れゼロへの手ごたえを感じました。

大は小を兼ねない

しかしそれでも気を抜くと股の間から漏れるので

どうした物かとあれこれ動画を見漁って居たら

「尿漏れの原因の一つはおむつのサイズ選びが間違っています」

講師の先生が仰っているのを聞きました。

おむつのサイズが体に合っていない(大きい)と無駄な空間が生まれる。

尿が吸収体に触れるまでに時間が掛かり漏れの原因になるんだとか。

実際測ってみると・・・

今まで大雑把に選んでいた父のおむつ。

お腹に肉が付いて胴回りが大きいと勝手に思い込んでいたので

最初に購入したテープ止めおむつはLサイズでした。

そこで父のウエストとヒップのサイズをしっかり計測してみると

ウエスト80cm、ヒップ88cm

おむつのパッケージに書いてある対応サイズは

(※父が使っているテープ止め式の場合)

Lサイズ:ヒップサイズが92cm~130cm

Mサイズ:ヒップサイズ77cm~110cm

なのでLでは随分大きいという事が分かりました。

Mサイズを購入し装着してみると

股のだぶつきが無くなりスッキリしています。

パッドも安定してずれなくなり尿漏れが激減、

というかほぼゼロになりました。

これは凄い進歩です。

毎朝大変だったあの総取り換えの作業が無くなり負担が減りました。

そうこうしているうちに父の体調が安定し

ポータブルトイレを使って排泄する意識が復活しました。

昼間は紙パンツ式の軽い履き心地の物+ポータブルトイレ

夜間はテープ止め+パッド+ポータブルトイレという生活になって居ます。

理想は地球とお財布に優しい介護生活

紙パンツやおむつは便利でありがたいアイテムですが

ゴミを大量に出してしまうのがとても気になります。

それに大人用おむつって性能が良い物は結構お高いんですよね。

毎日消費する物ですからなるべく負担にならないようにと思っています。

今後は便利なアイテムを使い分けながら

できるだけ地球とお財布に優しい介護生活を送りたい。

父の様子を見ていると昼間は紙パンツを卒業しても良さそうです。

目下布製の吸水パンツ+紙パッドにしようかと計画中。

こんな感じで少しずつですがおむつについての知識を増やし

毎日ゆる~く試行錯誤を楽しんでいます。

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