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田舎暮らしとお月見

皆様いかがお過ごしでしょうか?

昨日は重陽の節句でした。

節句と言うと3月と5月の節句位しか馴染みがないけれど

9月9日は特別おめでたい日なんだそう。

重陽の節句では栗ご飯を炊いてお祝いすると小耳に挟んだので

昨年手作りした栗の渋皮煮の瓶詰を使い栗ご飯を炊きました。


もち米を少し入れておこわ風に。
秋の味覚に感謝しつつ頬張るご飯は最高!

栗の瓶詰、しっかり脱気出来ていたので丸っと1年保存しても

味が変わらず美味しく食べられました。


そして今日は中秋の名月ですね。

天気予報では東海地方は薄い雲がかかりにわか雨が降るとの事。

夜だけはスッキリと晴れてお月見日和になりますように。


満月と言えば伊豆高原に移住して初めて目にした光景が有ります。

それはムーンロードです。

満月の夜にだけ見られる特別な景色。
※この画像はイメージです。
photoAC 葉楽さんの写真をお借りしました。

私は山間のド田舎で育ったのでお月見と言えば

山の稜線を明るく照らすお月さましか見た事がありません。

それはそれで素敵なのですが

海にキラキラと浮かぶムーンロードを実際に目にした時には

こんなに幻想的な風景がこの世に有るんだ!!と深く感動しました。


あいにく我が家は谷間に位置していて白樫の巨木に覆われてしまってます。

なのでムーンロードはおろか木の隙間からしかお月見できないんですよね。

海辺に住んでいるのに全く家から海が見られないという

ちょっと残念な立地です。


日課の別荘物件パトロールをしていると、

オーシャンビューと謳われていても電線越しとか

他所のお宅の屋根の間からチラッと見えるくらいの物が多いんですよね。

海が美しく見える開けた場所というのは結構貴重です。


正真正銘のオーシャンビューな物件の現地を見てみると

大多数が崖地なので台風や崖崩れ等の被害に遭いやすいですし

道路から家まで物凄い段数の階段を上らなくてはいけない別荘も多いです。

利便性では平坦地の方が断然暮らしやすいのですが・・・

理想の眺望と利便性、どちらを優先させるかが悩みどころですね。

伊豆高原に移住して10数年が経ちましたが、

未だに家からムーンロードを拝める生活にあこがれています。


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