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ワクワク 春の摘草まつり

今日の伊豆高原は気持ちの良いお天気になりました。

皆さんいかがお過ごしでしょうか?


先日、久しぶりに母と二人で

お弁当を持ってさくらの里へ行ってきました。

いつもはさくらの里の真ん前の駐車場に停めるのですが

ちょっと離れた場所の市営駐車場に停めて歩きました。

日頃の運動不足が祟ってほんの少し歩くだけでも正直しんどいですが

健康の為と今回は摘み草が目的なので歩きました。

今回のターゲットはスギナ。

そうです。

凄まじい繁殖力でお庭や畑をされている人々から目の敵にされている

あのキング・オブ・雑草のスギナです。

岐阜の叔母や横浜の姉にスギナを採りに行ってきたと話すと

「雑草なんかなんでわざわざ摘むのよ~」と呆れられてしまいました。


お言葉ですけどスギナって

ミネラルの宝庫で物凄いパワーを秘めた植物なんですって。

欧米だとホーステイル、漢方の世界では問荊(もんけい)と

言われる人気の野草だそうです。

特に関節痛や皮膚、髪、爪、骨等に良いケイ素が

たっぷり含まれているんだとか。


スギナはデトックス効果やアンチエイジング効果が期待される超優秀な植物です。


それを知ったら居ても立っても居られない。

父が落ち着いているのを見計らっていざ、出陣!

市営駐車場からさくらの里までの道中に

わんさか生えているスギナを夢中で摘んできました。

蕨取りのように楽しくてホント最高~♪

早速持ち帰ったスギナでパウダーとエキスを作りました。

スギナパウダーの作り方をご紹介します。

①洗って半日陰干し

②110℃のオーブンで20分乾燥

③良い香りが出るまでフライパンで乾煎り(弱火で)

④ミルで粉砕すればスギナパウダーの出来上がり。


出来立てほやほやのスギナパウダーを飲んでみました。

(※粉が沈殿するのでスプーンでかき混ぜながら飲みます)

1g位のパウダーをマグカップ1杯のお湯に溶かして飲むと

焙煎したからか香ばしく飲みやすい!!

草特有の嫌な青臭さは感じませんでした。

野草グリーンティーという感じです。

これだったら10時・3時のお茶の主要メンバーに加えても良さそう。

他の野草でもお茶を作ってみたいと思いました。


パウダー作りは少し手間が掛かりましたが

エキスの作り方はもっと簡単です。

乾燥した状態のスギナを小瓶に入れアルコールに漬けるだけ。

成分が出るまで1か月程冷暗所で保管し時々シャカシャカと瓶を振ります。

十分エキスが出たら布やコーヒーフィルターで濾して出来上がり。

私は父の焼酎が少し残っていたのでそれを使いましたが

ウォッカやホワイトリカーで漬けると良いと思います。

スギナエキスは水で薄めて

化粧水やトニックウォーターとして使おうと計画中です。


長野でドはまりした山菜取り。

伊豆に移住した後はなかなか機会が無く諦めていました。

それが視野が広がったお蔭で楽しみがぐんぐん急上昇。

今では何か良い物が生えていないかと

舐めまわすように草むらを探してしまいます。

概念が変われば世の中はお宝だらけなのかもしれません。

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