「売上を3割減らしてコストを5割増やせ」と言われている飲食店
・7割経済で、売上3割減
・コロナ対策で、コスト5割増
・それでも、飲食店は絶対に無くならない
というお話です。
※大河内薫マネリテ戦略室 Voicy 6月9日放送より
■ 飲食店は、売上3割減、コスト5割増
今回は、飲食店という視点で、これからの時代について話しましょう。
今後、あらゆる飲食店は、厳しい要求にこたえていかなければなりません。
「売り上げを3割減らして、コストは5割増やせ」
死刑宣告に近い要求です。
以降の章では、その背景と、それでも飲食店は無くならないことに触れていきます。
■ 飲食店の利益率は、数%が普通
そもそも、飲食店の利益率ってどのくらいでしょう?
Youtubeで見かけた飲食店の方の話によると、利益率は5%だそうです。
つまり、売り上げが100万円で、経費などをひいた結果、5万円が残る状態です。
そして、これは飲食店においては、普通です。
低すぎるなんてことはありません。
ほとんどのビジネスは、どれだけ売り上げがあっても、ものすごいコストをかけているため、最後手元に残るのは微々たるものです。
そして、その飲食店が、
「売り上げを3割減らして、コストは5割増やせ」
と言われているわけです。
■ 7割経済で、売り上げを3割減らせ
さて、どういうことか?
まずは「売り上げを3割減らす」ことについて。
「7割経済」という言葉、聞いたことがありますか?
これは、コロナ前と比較して、コロナ後は売上が7割程度に落ちるという話です。
例えば、飲食店の場合。
座席間のスペースを確保するため、座席数が減ります。
その結果、お客さんの動員数が減るため、売り上げも落ちるわけです。
これは何も、誰かが誰かに要請している話ではありません。こういう時代になるという話です。
■ コロナ対策で、コストを5割増やせ
次に「コストを5割増やす」ことについて。
これも、時代の要請です。
またもや飲食店を例にだすと、コロナ前に比べ、コロナ後は新しいコストが生まれます。
・アルコール消毒液を各テーブルにおく
・ソーシャルディスタンスを見張る人の人件費
など
いずれも、これまでには無かったコストです。
そして、これも世の中の流れから、自然にこうなるという話です。
■ 本来は、政府がなんとかしてあげて欲しい話
さて、なんとなくわかったでしょうか?
・売り上げが7割減る
・コストが5割増える
話を聞いたら、「そりゃそうなるな」と思うことでしょう。
誰でもわかることです。
だからこそ、本来は、政府が「なんとかします」という雰囲気を出すべきところなんだと思います。
少しでも、気を和らげるような発信をすべきです。
でも、実際にはそうはなりません。
なぜなら、日本の中枢の人たちもマネーリテラシーが低いので、ピンときていないからです。
彼らも、僕たちと同じ教育を受けてきたわけですから。
■ でも、飲食店は絶対に無くならない
では、利益率5%、売上3割減、コスト5割増の飲食店は、死んでしまうのか?
その答えはNOで、飲食店は絶対に無くなりません。
減るかもしれないけど、ゼロにはなりません。
必ず、活路があるからです。
そして、それを考えていくのが、僕たちの仕事であり、人生です。
「7割経済と向き合い、withコロナとどう向き合って生きていくのか?」
これは、全員の至上命題です。
その答えについては、オンラインサロンの記事で書くことにします。気になる方は、オンラインサロンをのぞいてみてください。
■ まとめ
さて今回は、
「売上を3割減らしてコストを5割増やせ」と言われている飲食店
・7割経済で、売上3割減
・コロナ対策で、コスト5割増
・それでも、飲食店は絶対に無くならない
という話をしてきました。
今後も毎日noteを更新していきますので、よろしくお願いいたします。
それでは、最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ!
じゃあね!
大河内薫マネリテ戦略室
▶️ https://bafs-style.biz/monelite88n
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