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税理士の正しい選び方

それは、
・最低限のスキルがある
・あなたの業界に明るい
・気が合う
・人として、雇いたい人
というお話です。

大河内薫マネリテ戦略室 Voicy 5月13日放送より

■ 税理士、雇う?雇わない?

さて、今回は「税理士の正しい選び方」です。
でもその前に、そもそも論。

税理士を雇う必要、本当にありますか?

個人事業主の方で、たまに「周りがみんな税理士を使ってるから、僕も使わないと」と言う方、いらっしゃるんですね。
それは、絶対にやめましょう

税理士に支払うお金と、それにより享受されるメリットがあるはずです。それを天秤にかけ、「本当に価値があるのか?」を判断してください。

自分に問いかけ、答えが出せて初めて、税理士を選びましょう。


■ 最低限必要なのは「スキルレベル」

まず大前提として、あなたが依頼したい仕事を全うできる「スキル」が必要です。

例えば、上場企業やグローバル企業の場合、そもそも適切な税務業務ができる税理士は限られます。みんなができる訳ではありません。

僕から見ても、その分野で僕よりすごい人は沢山いますので、主戦場にはしていません。

ですので、あなたが依頼したい仕事に対して、適切に業務を行えるスキルレベルがあること。これが、あなたが雇う税理士の最低条件です。

では、次に税理士選びのポイントを3つ紹介します。


■ Point1. あなたの業界に明るいか

あなたの業界に特化していることが大切です。なぜなら、クライアントであるあなたと、突っ込んだ話ができるからです。

例えば、弊社ArtBiz税理士事務所では、クリエイターやアーティスト分野に特化しています。なので、お客さんがその分野の専門用語を使っても、聞き返さずに話が進められます

つまり、あなたの業界に詳しい税理士だと、話が早いってことです。

ここは、税理士選びの視点として抜け落ちていることが多いので、しっかり見極めましょう。


■ 専門性が分からない税理士には、カマをかける

ただ、世の中には「これが得意」と言わない税理士が沢山います。そんなときは、ダイレクトに聞くか、試しに専門用語を投げてみましょう。

例えば、不動産関係の場合。

・不動産のクライアント、いくつ持ってますか?
・不動産業界は明るいか?
・所々に専門用語を盛り込んでみる

これらの反応を見て、その税理士の専門性を確かめましょう。
以上が1つ目のポイント、「あなたの業界に特化している事」です。


■ Point2. 気が合うか

2つ目は人間的な部分で、とても重要です。

「税理士を雇う」ということは、「自分の財布を全部さらけ出す」という事です。当然、気が合う人じゃないと嫌じゃないですか?

例えば、かなり年上の税理士先生に怒られながらやるとか。考えたくもないです。(戒めのため、怒ってくれる人を求めている場合は別ですよ。)

でも、そんな税理士どうやって探すのか
おそらく、SNSの発信から探すか、直接会ってみるしかないと思います。

僕の知り合いにいたのが、「行きつけのバーで仲良くなった人が、たまたま税理士だった」というパターン。そのまま話が弾んで、契約まで行ったみたいです。

こんな話もあるので、「気が合うかどうか」はしっかり見極めてほしいですね。間違っても、誰かに紹介されて、人柄も知らないのに契約するのはやめましょう。


■ Point3. 税理士でなかったとしても、雇いたいか

最後は、その人を「別の職種でも雇いたいか?」という視点です。税理士は雇用契約ではないため見落としがちですが、「あなたの会社の税理士」なので、採用面接のつもりで見た方がいいです。

例えば、

ベンチャー企業でイケイケの若手社員が沢山いて、皆私服で活躍している。でも、なぜか税理士だけは、50代のスーツ着た人

違和感がありますよね?

つまり、「自分の会社の風土に合うか?」ということを考えましょう。その人が税理士ではなかったとして、それでも雇いたいか?自分に問いかけてみましょう。


■ まとめ

さて今回は、

正しい税理士の選び方
・あなたが求めるスキルがある
・あなたの業界に明るい
・気が合う
・人として、雇いたいと思う税理士

という話をしてきました。
今後も毎日noteを更新していきますので、よろしくお願いいたします。

それでは、最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ!

じゃあね!

大河内薫マネリテ戦略室
▶️ https://bafs-style.biz/monelite88n


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