【本メンター #4】 PwCが徹底取材!世界に600人しかいない「ビリオネア起業家」の意外な共通項とは?
こんにちは。LayerX バクラク事業部にて、マーケティングを担当しております萩野 もね (@monepi) と申します。私の自己紹介代わりのNoteはこちらです。
本日は、LayerX役員×若手の共同企画である「本メンター企画」の記念すべき第4弾です。「本メンター企画ってなに?」と思われた皆さん向けに、ぜひ一言で説明させてください。LX役員陣の推薦図書を読み、1on1にて感想を語り合い記事化する非常に贅沢な企画です。これぞ、最強の福利厚生?
※本企画が生まれた経緯やLayerX役員イチオシの推薦図書一覧など、企画詳細をご覧になりたい方は羽倉さんのNoteを参照ください。
第4回の推薦図書を発表!🎉
15冊ほどの中から私が選んだのは、
LayerX代表取締役CEO 福島の推薦本『10億ドルを自力で稼いだ人は何を考え、どう行動し、誰と仕事をしているのか』という本です。
「ゼロからビリオネアになった人のマインドセットの持ち方について学べる」という推薦理由をパッと見てわくわくし、数秒後にはバクラク申請で書籍購入の稟議を上げていたのでした。
(ちゃっかり宣伝しがちですが、LayerX Libraryという書籍購入サポートの制度を活用させていただきました。)
30秒でわかる!本の要約はこちら📕
読了後の感想シェア✏️
fukkyy🗣:
マインドセットの基礎として、若いときに読んでおくと良い本。
突出した"個人"の能力・資質にフォーカスするのではなく、統計的・科学的に再現性のある手法・成果の出し方を検証するような本が好きで、そのビリオネア版があったから読んでみたらすごく面白かった!
余談)その会社版とも言えるおすすめ本が『ビジョナリー・カンパニー』。同じようなシチュエーションで、同じチャンスを持ちつつも結果がGreatとGoodに分かれた企業について検証している。
monepi✏️:
「失敗してもあきらめず次の挑戦のために準備する」「自分にないものを持つ人を受け入れ、協力関係を築く」など、決して特別なことではないけれども、徹底しようと思ったらなかなかできないことをちゃんとやっている人がビリオネアになっている。つまりは凡事徹底できる人こそ長期的な成果を出せると理解できた。
「ビリオネア = 一発当てた人」、こんなイメージを持っていたが統計的には間違い。多くのビリオネアが共通して、「若い時から仕事や"売る"経験をし、複数の事業を進めている」。LayerXの新卒採用キャッチコピーにもなっているが、まさに意思決定・失敗の数だけスキルアップできるのだろうなと納得した。
〜アイスブレイク〜 好きなビリオネアは?
monepi✏️: 尊敬する経営者はいらっしゃいますか?
fukkyy🗣:日本の経営者の中では、柳井 正さん(株式会社ユニクロ 代表取締役会長兼社長)。あとはGoogle大好きっ子だからGoogleの創業者2人、単純にファンっていう(笑)
monepi✏️: 柳井さんを尊敬するようになったエピソードはあるのですか?
fukkyy🗣: 柳井さんと直接会ったことはないが、前職のCFOが柳井さんの部下だった。周囲から「福島さんは柳井さんタイプですね、似ていますね」と言われ少しいい気になり、興味を持ち始めて『一勝九敗』『経営者になるためのノート』などの本を読むなど、柳井さんについてどんどん情報収集していった。調べれば調べるほど、柳井さんは「地に足がついて」おり、そこが尊敬のポイント。たとえば…今でも店舗にふらっと出向き、接客の様子や商品の品質について自分の目で観察するなどの徹底ぶりなんだよね。
monepi✏️:すごい!いつまでも超現場主義・ユーザーファーストの姿勢を忘れず、ここまでグローバルな巨大企業を育て上げた柳井さんは優れた経営者ですね。
fukkyy🗣: あとね、柳井さんの「本当に正しい意見を、冷静に言える」「相手にとって一番耳が痛いことを言える」ところもかっこいい。ソフトバンクの孫さんとのやり取りを見ていてそう思う。
monepi✏️: 冒頭でGoogle大好きっ子というお話しがありましたが、学生時代からお好きなんですか?
fukkyy🗣: そうね、大学生のときにサンフランシスコのGoogle本社に行って人生観が変わる体験をしたんだよね。
monepi✏️: へえ〜、実際に実際に本社を見学されたんですか!私も昨年本社を見てきましたが、意外と森の中…というか田舎にありますよね(笑) 人生観が大きく変わったとはどんな体験だったのですか?
fukkyy🗣:当時大学生だったとき、自分の中で「仕事」「会社」=つまらないというイメージだった。大人になったらみんなつまらなくなるなって。でも、Googleのエンジニアたちと話してみたら「この音声認識が世界を良くするんだよ!」「ボスへの相談・承認なんていらない。とにかく動くものを作ってユーザーに評価されてKPIが改善されたら、それが俺のボスなんだ。」こんなふうに、テクノロジーや自分の仕事に関して目をキラキラさせながら語っていた。そんな社会人の姿を見たのは初めてで、雷に打たれたような衝撃だった。
monepi✏️: なるほど〜。全くお世辞ではないのですが、実は私もLayerXで似た経験をしています。「社会人生活はじまったら暗黒だよね」とか「楽しいのは学生までだよね」という声をよく耳にするので、私もあまり「仕事」や「会社」に対してポジティブなイメージってなかったんです。
fukkyy🗣: はいはい、そう思うよね、学生のときって(笑)
monepi✏️: でも、(上から目線ですが)LayerXの社内を見ていると全然捨てたもんじゃないなと思うようになりました。目一杯面白い仕事をして、目一杯お金を稼いで、休日は好きなことをしていらっしゃる方が多くてとても素敵だなと。私のメンターのuchikenさんは、この前の土曜日ゴルフをして、日曜日は富士急に行ったとおっしゃっていて、大学生より遊んでる!?とびっくりしていました(笑)
fukkyy🗣: エネルギーレベルの高さね!🤣
「ビリオネア」にまつわる7つの誤解のうち、意外だったものは?
意外だったもの1:①若くして成功した
fukkyy🗣:①の「若くして成功した 」かな。昔は、若くして成功する=ビリオネアだと思っていたんだよね。
monepi✏️: 確かに、ビル・ゲイツさんなど有名な方が大学時代に起業して成功するパターンは良く聞きますよね。実は7割以上のビリオネアが30代以降に成功のきっかけを掴んだなんて意外すぎる・・!
fukkyy🗣: 自分も、例に漏れずそのルートに乗らなきゃと思って学生起業した。そんな焦らなくても良かったなと今となっては思う。
意外だったもの2:③ブルー・オーシャンの開拓者
fukkyy🗣:もう一つ、③の「ブルー・オーシャンの開拓者」はマスト条件だと思っていたからめちゃくちゃ意外だった。Red Bullやlululemonはレッドオーシャンで成功した例だけど、世間的にはまだまだ誤解されてそうだよね。経営会議や投資家との対談の場面で、「競争激しくない?」「レッドオーシャンですよね、どう勝つんですか?」は決まり文句のようになっているけど、実はあんまり関係ないんだよな。バクラクが攻めている領域も完全にレッドオーシャンだし!
monepi✏️: 最近だと「OpenAI」も業界最後発ですよね〜
fukkyy🗣:たしかに。それと、ChatGPTって外から見たら「⑥一夜にして大成功をおさめた」ふうに見えるけど、GPT3って2年前から出ていたし、OpenAI自体2015年〜あった。地道にやってきたことが今ブレイクしただけなんだよね。
5つの「ビリオネアマインド」のうち、大切にしているものは?
fukkyy🗣:「③創造的にルーティンワークをこなす」かな!AIや機械を使う…とかそんな話ではなくて、ちょっとした工夫。今までバクラク請求書の提案しかしていなかったけど、最後に5分だけバクラクビジネスカードの話入れるとか。今FSで試してもらっているけど、それだけでアポ数が5~6倍になったとか。 本当にちょっとの差で、成功する人としない人って決まるんじゃないかな。日々当たり前だと思っていることを疑って改善できるか?が大事だと思う。
monepi✏️: 大事ですね。既存の型を正解だと思いこまず、どんどんアップデートしてゆくのが新卒・若手の使命だと思います!私自身は、「①共感力と想像力で未来を描く」を意識するシーンが多いです。「これをやったら誰にどう作用するのか?どんな結果が得られそうか?」と想像力を巡らせることによって、一つ一つの行動のクオリティーが磨かる。その結果、仕事が進むスピードが上がる、任せてもらえる範囲が広がった経験があります。
5つの「ビリオネアマインド」のうち、伸び代のあるものは?
monepi✏️:逆に苦手なことってこの中にあったりするんですか?学生からしたら、fukkyyさんでも苦戦することってあるんだ!と親近感が湧く気がするので是非教えてください。
fukkyy🗣:そうだねえ、得意な人は少ない気がするけど⑤の「自分とは正反対の人を仲間にする」かな。リアリスティックな人とか、保守的な人とか自分と正反対の人と働いたことはあるけど、やっぱりエネルギー使うよね…
monepi✏️: ビリオネアマインドの一つにこれが入っているのはわかるんですが、本当にうまくいくのかなって言う実現性の観点で考えると自信ないですね(笑)
fukkyy🗣:これがねえ、、有名な話だけど本田宗一郎さんとその相方とか、SONYの井深さんと盛田さんとかまさに正反対の人でコンビを組んで大成功している例はたくさんあるんだよね。
終わりに
本記事の執筆に伴って、お忙しい中こころよくお時間をくださった福島さん本当にありがとうございました。
改めて、学生や若手にとって「LayerXで働く1番の福利厚生 = 社内のだれとでも気軽に話して視座を高められる」ことだなと感じる企画でした。
また、LayerXではさまざまなポジションで仲間を募集しています。
LayerXのインターン、新卒採用に興味を持ってくださった方に限らず、まずは話だけでも!という方も大歓迎ですので、お気軽にご応募ください。
■ LayerX 採用情報
■ 登録なしでカジュアル面談ができる!LayerX Opendoor
(Monepiとのおしゃべりリンク)
次回はLayerX代表取締役 CTOの松本さんとインターンから新卒で入社された星野 真人さんの記事です。お楽しみに。
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