indigo la End「Unpublished manuscript」
indigo la End
私の一番好きなバンドであり、日々色んなものを与えてもらっているバンドです。
indigo la Endというと、失恋曲のイメージが強い人も多いでしょう。でも、indigoは失恋だけじゃない!と声を大にして言いたい!
indigo la End「Unpublished manuscript」
こういう歌が歌われ続けてほしい。そう思えるような曲です。
まずは、一聴して頂きたい。
https://www.uta-net.com/song/252596/ (歌詞リンク)
正直なところ、この曲とちゃんと向き合うのが怖い。でも、ちゃんと向き合わないといけない気がして、いまこれを書いています。
何の参考にもなりませんし、何の答えが見つかった訳でもありませんが、以下、私の頭の中にあるもやもやした感情を、そのまま文字にしました。
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世界には見えてない部分が沢山あって、
きっと悲しいことが沢山あって、
ニュースを見ていても悲しいことばかりなのに、たぶん本当は、もっと悲しくて、
どうしようもなくて、でもそれが現実で…
この曲を初めて聞いたとき、漠然と、この世の根底にある理不尽さみたいなものを想像して、苦しくなりました。
もし、"神様"がいるとしたら、私がこの曲と出会うことも、たぶんそいつが決めたんだろう。じゃあ、この曲を聴くことが出来た私は、一部の悲しみに気づいた私は、何かしなければならない。そんな気分になりました。
でも実際は何もできない。何かする勇気もない。結局は自分の安全を守りたいだけ。不甲斐ないし情けない。
どうしたらいい?
”教えてください”
ずっと、どうしたらいいか分からない、そんな気分でしばらく過ごしていました。
でもたぶん、みんなもそうだよね。
この苦みを知ったまま、何もなかったみたいに生活する。それは間違いじゃない。
でも、このままじゃ怖い気がする。
訳のわからない焦燥感が襲ってくる。
でも、そんななかで、音楽が一つの希望のように思えてきました。
音楽に出来ること。
それは、どうしようもない感情を共有すること、かもしれない。
悲しみを共有することで、何かちょっとでも変わったら。何も見えてないよりかは、少しはマシだといいな。
音楽こそ、苦しい世界に残された、唯一の希望。
そういう思想が私の中に生まれたのは、間違いなくindigo la Endの影響です。
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