2024.11.25 箱根路
久しぶりのロングライドに行ってきました
出発は午前4時30分、まだ日の出前です
気温は 6℃、走り始めはとても寒かったです
2時間ほど走るとしだいに日はでてきましたが、まだ寒さを覚えます
真鶴にさしかかったあたりで日も高くなり、背中に太陽のあたたかさを感じ始めます
湯河原から20kmのヒルクライムがスタート
上り坂は燃えるように体が熱くなります。ジャケットを脱ぎ、自転車のバッグにいれました
それでもまだまだ暑いです
この日はいい天気だったので、山頂の景色に期待しながら上りました
そしてたどり着いた山頂では、今まで上ってきた中でいちばんの景色が広がっていました
何度も来ていますが、雲や霧がたちこめ、富士山がくっきり見えることは少ないので、とてもいい日に来られました
冬は空気が澄んですぐ目の前に富士山があるように感じられます。冠雪した富士山はとても美しいです
しばらく景色を楽しんで、芦ノ湖へ下りました
昨今のインバウンドと国内旅行の高まりからか、道中少し渋滞がありました。普段はここでは渋滞は起こらないのですが珍しいことでした
芦ノ湖のわき道、箱根九頭龍の森セラピーロードを通って湖尻側にぬけます
車はいませんが、歩行者に気をつけて進みます。この時期は落ち葉を踏んで進むのが、アスファルトとちがって気持ちいいです
仙石原のすすき平原はそろそろ見ごろが終わりそうでした。たくさんの人たちが冬の始まりを感じていました
いつもであれば大涌谷を上り箱根湯本へ下るのですが、この日は別のルートを開拓しました
前述の通り今の箱根はとても混んでいます
大涌谷への上り坂、渋滞が起きています。そして箱根湯本へ向かう下り坂でも渋滞が起きています
上り坂でふらふらしたり、下り坂でスピードが出すぎて車にぶつかったりでもしたら、大変なことになります。箱根はリゾート地なので高級車も多く、傷でもつけようものなら年収がふきとんでしまいます
それらの危険性を回避するために、いつもは右折する仙石原の交差点を左折します。しばらくすると今回の新ルートの入口が見えてきます
はこね金太郎ラインです
およそ 3年前に開通した新道で、南足柄市矢倉沢と仙石原を結んでいます。距離は約10kmの峠道になります
矢倉沢から向かうと高低差540mのヒルクライムになりますが、仙石原からだとそれほどでもありません
新道なので路面状態はとても綺麗です
林道をそのまま利用した道路で、くねくねと曲がった道が特徴的です
紅葉を愛でながら進みます。山頂のパーキングには見晴らしを楽しめるスポットもありました
林道を利用した道なので所々狭いところがあり、車では交互通行の箇所が何ヶ所かあります。そういったところは自転車も当然危険なので、端を通るように気をつけて進みます
初めてのルートなので、サイコンのナビを使っていると道中のヒルクライムの内容を教えてくれます。すべての上り坂を終えるとなんとも嬉しい表示がでました
はこね金太郎ラインを越えると南足柄市の市街地へでます。道は広く交通量も信号も少なく、進みやすいです
箱根湯本へ下る国道 1号線とはまったく異なり、渋滞もなくスムーズに進めます。小田原市街地の混雑地帯を避け、鴨宮まで抜けられるもありがたいルートでした
道の駅足柄 金太郎のふるさとでおみやげを買いました。オリジナル商品はどれもかわいらしくて選ぶのに迷ってしまいました
今回の道中、食事はコンビニだったのですがホットスナックはどれも塩辛く感じました。奥さんが塩分控えめにしてくれているからだと気づきました。奥さんのありがたさを思わぬところで感じた 1日でした