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ハンカチを持たないイタリア人

わたしは外出時にはたいていハンカチ2枚とミニのハンカチタオル1枚、持参している。さらに、雨の日ならば、もう少し大きめのハンドタオルも1枚。ただし、大きめのバッグを持つ時の話。
小さめのバッグの場合は、季節によって変わる服装(ポケットがあるか、どのぐらい入るか)にもよるが、ハンカチ1枚とミニタオル1枚ぐらいだろうか。
その辺へのウォーキング/散歩ならば、ミニタオル1枚持参のことが多い。

ハンカチやミニタオルは、日本では数も豊富で、ちょっとしたプレゼントやお礼の品にも重宝するアイテムかと思われる。
最近では、お洒落な手ぬぐいのお店が出ていて、そういったものを日本の方からお土産や贈り物でいただくこともよくある。

ハンカチは元々、西洋からのものかと思うが、こちらではあまり販売しているのを見たことがない。たまに、メンズ売り場で少量置かれているのを見たことはあるが、女性用のものは未だに見たことがないと思う。
男性でハンカチを持っている人は、それで手を拭くか鼻をかむかに使用する人がほとんど。ハンカチを持たない人や女性は、ティッシュで用が済むと言う。または、お手洗いでは、ジェットタオルやペーパータオルがあるから間に合うらしい。

先日、ハンカチを持っているか尋ねたら、「持っていないけれど、メガネ拭きクロスは持っている」と言うイタリア男子がいた。
メガネ拭きクロスは、わたしもメガネやスマートフォンを拭いたりするためいつも持ち歩いているが、それはハンカチではないし、ハンカチの代替えにもならないのは明らかだろう。

最近は、展覧会のグッズで、このマイクロファイバーのクロスは時々見かけるが、あれはなかなかよいアイデアだと思う。友人へのプレゼント用に購入したこともある。


こちらは、ジェノヴァ出身の画家・美術監督・イラストレーター・アニメーターのEmanuele Luzzati(
エマヌエーレ・ルッツァティの絵柄のキッチンタオル(布巾)。食器拭きや手拭きに使うのが主な用途だが、お土産ならば、タペストリーやテーブルセンターにしてもよいかも。この類のものは、販売されているのをよく見かける。
ジェノヴァのガリバルディ通りの美術館のブックショップのショーウィンドーより


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Jacqueline
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