2024/2/20病院と私1
幼い頃から何度病院に行ったのだろう。
母方の祖父が薬剤師で薬局を開いていたせいもあって、薬は身近にあった。
母たちが飲んでいた胃薬のガロール、怪我すると塗られたパイロール、頭痛薬バファリン、クララ(最近CMで出てきて懐かしくなった)風邪薬もさまざま。
そして、幼い頃は小児科の優しい先生の病院にことあるごとに連れていかれた。予防接種は大きな病院だったから嫌いになった。いまだに総合病院は苦手。
学校帰りには耳鼻科。歯医者。
あの頃は子どもの医療費が無料だったのか、放課後そのまま耳鼻科や歯医者に行く子どもが多かった。
耳鼻科の入り口にはランドセルがたくさん置かれて、子どもたちは並んで吸入器を鼻にあててた。
当時は大気汚染がひどくて、「光化学スモッグ注意報」だったかが発令されると急いで帰った。目も赤くなり、喘息が出た。目薬を差し、吸入器で元気になれたが、考えたら酷い状況だったんだなと思う。
とにかく、ほかの子どもはどうかわからないが、私は病院がそれほど嫌いじゃない。
ただ、行くのが面倒なだけ。
しかし、中年になって更年期(多分?)になると体重が増えて「怒られる〜!」と余計に病院が億劫だ。
現在は内科の病院と乳腺外来、歯医者の3か所が主で、今日は内科の日。
つまり、怒られることがわかっていて憂鬱な朝といううことだ。