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2024年12月1日よりナレッジラボの代表取締役CEOに就任させて頂きます

ナレッジラボの門出です。
この度、2024年12月1日から株式会社ナレッジラボの代表取締役CEOを務めさせていただくことになりました。創業者の国見さんは代表取締役会長/新規事業管掌という肩書で、共同代表という形になります。

このnoteでは、代表就任にあたっての背景や、自身の考えについて書かせて頂きたいと思います。

なぜこのnoteを書こうと思ったのか

  • CEO就任にあたって、自分の気持ちや考えを整理して、言語化して残しておきたかった

  • 未来に向かっての決意表明として

  • スタートアップ企業の経営の役割というテーマで少しでも誰かの役に立てば

CEO交代の背景

今回のCEO交代について、実は1年ほど前から国見さんとは話してきました。
それぞれの得意な役割という観点から、創業経営者である国見さんは新しいビジネスを作ることが得意で、僕は組織やチームを作ったり、ビジネスの座組を考えることが得意。ナレッジラボでは、役職/ポジションは役割だと捉えていて、CEOが偉いとかそういう考え方ではないので、この様なお互いの得意領域がある中で、それぞれの得意な役割に注力して行くのが良いのではないかという考えから、今回のCEO交代という意思決定に至りました。お互いが長所を存分に発揮することで、新規事業を連続で立ち上げながら既存のビジネスを大きく伸ばしていく、いわゆる両利きの経営を実現して行きたいと考えています。

就任にあたって考えたこと

とは言え、最初に国見さんから「来期からCEOをやってみないか?」と言われた時は悩みました。
1年前から話はしていたとは言え、いざ言われてみると、自分にはまだ早いのではないか、こんなにも優秀な人がたくさん集まってくれているナレッジラボで、自分にCEOが務まるのだろうかといった部分で考えさせられる部分がすごく大きかったです。振り返ってみると仕事の役職/ポジションを提示されて悩んだのは今回が初めてで、それだけCEOを務めさせて頂くというのは重みを感じるものでした。

ひとしきり悩んだ末、勝負所で決断することは、僕が人生において大切にしていることの一つなのですが、ここがその勝負所タイミングなのではないかと考えるようになりました。
ピンチもチャンスも、人との出会いも、その人の人生にとって最良のタイミングでしか来ない。
これは6年前の転職活動でナレッジラボと出会った時もそうだったし、振り返ってみると人生のあらゆるタイミングでそうだったなと思います。

今まで信じて一緒にやって来た国見さんが言ってくれるのであれば、新品でブカブカの制服を着た中学一年生の気持ちに近いですが、CEOとして愚直にやれることをやって行きたいと考えています。

今後、CEOとしてどのように取り組んでいくのか

創業経営者は0から1を生み出す天才で、2代目はそれを大きく花開かせることが役割だと考えています。ですので、その役割に従うと、組織と仕組みの強化が僕がCEOとして取り組んでいくべき大きなテーマだと捉えています。

ナレッジラボのカルチャーの一つに「チームを大切に育てて伸ばす」というものがあるのですが、従業員数も、もうすぐ100名を越えようかというタイミングになって来ているので、強いチームを作っていく再現性がポイントになると考えています。
この観点では、すでに足元で取り組みを始めており、代表的なものとして、KMBC(Knowledgelabo Management Boot Camp)と題したマネジメントに対する共通認識を作るための取り組みや、ミッションツリーと題した戦略ツリー作成の取り組みを実施しています。これからも継続的に、チームへの適切な権限委譲と戦略/戦術の強化を実施していきたいと考えています。

事業の成長を通じて、人が成長しながら、一人一人が事業を動かす充実感を感じることができる会社を作って行きたいと思います。

あと、これは社内のメンバー向けになるのですが、これまでも国見さんと二人三脚でやってきましたので、これまでのカルチャーを大切にしながら、より良い会社にしていくためにカルチャーを磨いて行きたいと考えています。
(高校時代に甲子園に出場しているので、体育会系っぽく見られがちなのですが、意外と精神論はあまり言わないです)

ナレッジラボの3rd Stage

先月、マネーフォワードグループにおける経営管理領域への投資の強化と、それに伴うナレッジラボのマネーフォワードグループ100%化を発表させて頂きました。詳しくは、国見さんがnoteを書いてくれているのと、マネーフォワードの金坂さん、竹田さんとの対談noteがありますので、是非こちらをご覧ください。
ナレッジラボのこれまでとこれから|国見英嗣
ナレッジラボは、3rdステージへ!

この中で、僕らは2024年12月からの新たな期をナレッジラボの3rd Stageと位置付けています。

1st stageは最初の5年で中小企業の事業再生、2nd stageは次の5年でマネーフォワードグループへのジョインとそこでの事業成長、大体5年刻みで会社が大きく変化して来ました。

そして、これからの未来に向けて僕らのMissionは「成長するビジネスを圧倒的に増やす」Vision2030は2030年までに「成長ビジネスのマネジメント支援におけるリーディングカンパニーになる」です。
急成長する経営管理マーケットにおいて、リーディングカンパニーのポジションを目指すことは簡単ではありませんが、ナレッジラボの3rd Stageにおいて、本気でリーディングカンパニーを目指して頑張っていきたいと考えています。

最後に

今日が代表day1になります。
これからたくさん色んなことがあるのだと思いますが、ピンチもチャンスも、人との出会いも、その人の人生にとって最良のタイミングでしか来ない、という精神で乗り越えて行きたいと考えています!

皆様これからもどうぞよろしくお願いします!


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