僕を何段も成長させてくれた「こんびにこ」という存在。
皆さん。こんにちは。
僕のnoteのほとんどはどちらかというとネガティブな話をしがちなのだが、たまにはポジティブな話もしようと思う。
たぶんすんごい長くなる。
皆さんは、「最も尊敬する人」は存在するだろうか。
存在する人の方が多いのかな、わからないけど。
僕自身何人か存在するのだが、
人生で僕がもっとも尊敬しているインフルエンサー、
「こんびにこ」という人物について今回は語りたい。
僕が彼に出会ったのは今から約5年前。
当時高校1年生だった僕は、いわゆる”文房具界隈”と呼ばれる場所にいて、毎日のようにおしゃれに文房具の写真を撮ることを楽しんでいた。
いろんな文房具や写真撮影のYoutube動画を見漁っていたところたまたま見つけたのだが、サムネイルの雰囲気が好きすぎて思わず開いてしまったのである。たしかこの動画だったはず。
自分で料理をするんだろうと思って開いてみると、開始早々コンビニのドライフルーツを瓶に入れ替えるという、世界一無駄な作業を世界一おしゃれにやり始めて、それを「インスタ映え」と言い出す。
「インスタ映え」という言葉には僕も人以上に興味があったし、環境音の心地よさと文章からにじみ出るユーモアで思わず見入ってしまった。
ひとつの動画をきっかけにすぐさまチャンネル登録をし、ほかの動画も見漁り、SNSをフォローして。
一気にファンになっていった。
そのあとしばらくは映像と文字だけの、”危なっかしい”おしゃれ料理動画だったのだが、ある動画を機に突然声を出し始める。
それがこの動画だ。
サムネイルからして意味がわからないのだが要約すると、べろんべろんに酔ったアル中が、持ち前のユーモアを発揮しながらえげつない下ネタも交えつつゲームしてしゃべり続けるという動画だ。
見れば多少は理解ができるはず。
内容はめちゃくちゃおもしろいんだけど、声もとてもよくて、こんな内容の話が出てくるとは到底思えないほどの落ち着く良い声である。
彼はこれ以降声を出しての動画が増えていったのだが、回数を重ねるごとに文字だけじゃわからなかったユーモアやセンスがどんどんにじみ出てきて、少し思想偏見の強めな話もしてて、見れば見るほどおもしろくなっていった。
そんな中、こんな動画がある日投稿された。
当時から僕は学生生活を送る中で、たくさんの”生きづらさ”を感じており、この動画がとても共感(?)というか、なんかとても刺さった。
「こんなにおもしろい人でも実は大きな苦労をしているんだな」と。
なんとなくわかっていたもののやはりどこか信じ切れていなかったものが、やっと確信にかわった気がした。
彼に対する見方が少し瞬間だ。
それでも彼はどんどん人気を獲得していき、
なぜYoutubeで許されているのかわからないモーニングルーティンの動画や、
”後輩くん”という新しい人物とのゆる~い動画や、
料理中にお気に入りの机を焦がす動画や、
アルコールに染まりきった状態でまいんちゃんのテンションで料理したり…、
そりゃあもう見てて楽しかった。
学校の行き帰り、通信制限におびえながら画質を下げてでも見返し続けて、日常生活のしんどさから逃避していた。
そして世界がコロナ禍で大騒ぎし始めたころ、伝説のアレクサシリーズが始まる。
アレクサのボケにひたすらこんびにこ氏がツッコミ続ける動画。
このシリーズは当時かなりバズってたので知っている人も多いだろう。
家に幽閉され、1日中やることもない中で、コンスタントに投稿されるアレクサシリーズは、もはや心のよりどころの1つだったと言っても過言ではない。
そんな中、僕の人生でとても大きな影響を受けた動画があがる。
それが、新しく「こんびにこの裏垢」というアカウントで投稿されたルームツアーだ。
サムネからしてもめっっっっっっっちゃおしゃれ。
動画内容も、手の込んだ編集とかがほとんどなく、映像がこんびにこ氏らしい雰囲気になっているぐらいなのだが、逆にそれが良さを引き出していて。
僕はこの動画を機に、「部屋をおしゃれにする」というのにドハマりし、間接照明を買ったり観葉植物を置いてみたり…
4年以上たった今でもデスク構築を1つの趣味にしているぐらいに影響を受けている。
その後、妹さんが急に登場したり(これ好き)、
大バズりした部屋の新しいルームツアーが投稿されることもあった。
これは何度も見返したし、今でも週1程度に見返したくなるぐらいには好きな動画だ。
あと個人的に考え方でとても影響を受けた動画がこれである。
この前書いた下のnoteの記事は、ぶっちゃけこれのほぼ丸パクリみたいな内容なのだけど、もう一度自分の中でかみ砕きたくて書いてみた。
料理系動画やアレクサシリーズがしばらく続いていた中、突如新しいシリーズが始まったタイミングがあった。
これとか
これとか
これとか。
こんびにこ氏がひたすらぶっ壊れたテンションでしゃべってしゃべってたまに息が切れてしゃべる動画である。
話の内容がキャッチーで超おもしろかったのもあってか、当時Youtubeの急上昇に載りまくっていて、ファンとしても調子のいいこんびにこ氏を見ているのがとても楽しかった。
そんな勢いの良かった中、12月3日以降、突如として動画投稿が止まった。
SNSは動いていたので生存確認はできていたのだが、やはりファンとしてはさみしい気持ちが続いていたのだが、2020年のクリスマス、久しぶりに上がった動画を見てみると、「Youtubeやめます」と。
彼はそう宣言した。
動画の概要欄に少しだけその理由が書いていたし、数年後詳しい理由は知ることになるのだが、当時の自分としてはとてもショックだったのを覚えている。
とはいえ、「案件動画はやる」という宣言どおり、飲み物や脱毛サロン、掃除機などの企業案件動画は見ることが見ることができていたので、しんどいながらも少し心に余裕はあった。
当時の僕は高校生活、部活動が原因で精神的にも参っていたのだが、
下の動画の考え方がとても好きで実際に実践してみることにより自分を保っていた。
毎朝睡眠不足で超重い体を頑張って起こして、とても気分の悪い中、この動画を見ながら精神を安定させて学校に向かっていた。
これがなかったら今頃この文章を書いていることはなかったかもしれない。
そのぐらい救われた動画だ。
そして2021年3月ごろ、彼は全く新しいアカウントを運営し始める。
それが、「zzzgoo(ぐーぐー)」というアカウントだ。
(厳密には2020年に別の形で存在していたが)
突如として表れたそのアカウントのツイートには、それはもうめっちゃくちゃおしゃれな部屋の写真が貼られていた。
この写真は未だに憧れである。
zzzgooというアカウント自体、しばらくはおしゃれインテリア紹介アカウントとして運営されていく。
動なくなる時期もあったが、2022年3月ごろになるとまた復活してきて、コンスタントに投稿されるようになった。
同時期にYoutubeの方でも投稿が増え、編集の凝ったルームツアーと、そのあとにス〇〇ト〇〇イスの動画(非公開)が上がったりもしていた。
めっちゃ参考になったからまた見たいな。
そういえば2021年年末ごろはMOROHAのモノマネでバズってたこともあった。
2022上旬は実はかなりの動画投稿があった時期だ。
今はすべて非公開になっており、内容を書くのはあまり良くないだろうからここでは伏せるが、あのシリーズは尖りがありながらも、冗談も交じりなリスナーへのの優しさも垣間見れるときがあって、あれはあれでかなり好きで、バイトが辛いときなどに何度も見返した。
残念だが内容が内容なだけに仕方ないのかもしれない。
さて、前述したzzzgooというアカウント、この時期ぐらいから新しいジャンルの投稿が増え始めた。
それが、”香水”である。
いろんなブランドの香水を写真と文字を使って紹介していた。
それはもうものすごい量で、本人も「香水のせいで体調を崩した」と公言するぐらいの数である。
それから間もなく、今度はzzzgooという香水ブランドを立ち上げ、2022年夏に「Scene」という香水シリーズを発売した。
ひとつひとつにテーマがあのだが、すべての香水に共通するテーマが、
「映画の主人公になれる香水」
知らず知らずのうちにこの”主人公”というワードが自分の中で大きな意味合いを持つようになった気がする。
もちろん僕もこの香水は買い、C1とF1を気に入って使っている。
香水を買ったと同時に、Sceneシリーズをテーマにした部屋を自分で作ったぐらいだ。
僕はパニック障害や社交不安症を持っているんだけど、これをつけているとなんとなく心が安らかになる気がするんだよな。
しんどいとき、頑張らないといけないとき、必ずつけていくようにしている。
本当はお金がたまれば全部揃えたいがそれはもう少し先になりそうだ。
ここまでいろいろ語ってきた「こんびにこ」という人。
(いや、たぶん人格と表現するのが正しいだろう。)
僕のこの5年間において本当に大きな影響を受けた存在であり、ファンになってから一度たりとも忘れたこと、嫌いになったことはない。
写真をとる時のタッチやこのnoteのサムネイル画像の雰囲気は、彼へのリスペクトが含まれている。
彼のファンであることは少し大変である。
クリエイター、インフルエンサーとしてすさまじいバイタリティで活動する彼は、動きが早すぎて追いきれないことさえもあるぐらいだからだ。
でも、そうやって振り回されていることによって僕は救われている。
彼を見ると、ない希望のなかに少しの希望を見いだせる時もある。
少しだけ頑張ってみようという気持ちになる。
今こうやって生きてる中で、たくさんの考え方、生き方に影響を与えてくれ、良い成長、悪い成長をさせてくれていることをこの場で感謝したい。
ちょっとした自慢なのだが、こんびにこ氏はインスタの方でフォロバをしてくれている。
自分もクリエイターのほんの端くれとして、彼の背中を見ながら頑張って生きたいと思う。
zzzgoo meitei Tシャツ、めっちゃくちゃほしいんだけど買うお金がなくて変えてないんだよな…。
追記:
ここでは「こんびにこ」という人について語ってきたが、「わたらいももすけ」という人にはほとんど触れていない。
まだ僕は「わたらいももすけ」という人をまだちゃんと知れていないので、もっと理解を深めてからいつか語りたいと思う。
どちらも好きであることはまごうことなき事実だ。