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ミーティングという名のラビリンス


今日はお手伝いしている店舗のミーティングに、その後の搬出のお手伝いがあるのでついでに参加。

いつも社長が議長をする形でスタートする。

今日はお客様からの電話で喪服を買い取らない、という話からスタート。

お客様の思ってる喪服と、我々の思ってる喪服は違う、と。

例え話なのは理解出来たのだが、
「何の事なんだろう?」とみんな天を仰いでいる。

そう言った話の中で常に

「人が話した事を、他人は100%理解できない」
「自分は会話が下手だからうまく伝えられない」
「捉え方は人それぞれだ」
「自分はそう伝えたつもりなんだけど」

の様なよくわからない枕詞を駆使して、なにやら色々話していた。

「もっとイメージを沸かせて話を聞こうよ」

とも言っていたのだが、肝心な伝えたい事がわからないから、喪服の電話のばあちゃんイメージしかない。

しかも志村けんが演じるばあちゃんが
「あんだって??」って言ってるイメージね。

拙者は店のスタッフより社長と会話する時間が多いので、多少言いたい事を理解できていると自負していたが、今日は全くわからなかった。

話の幹が無く、枝先のディテールの話ばかりしてくるから、話が全く見えない。

その枝先のディテールの話も、途中で上の枕詞が入ってきてとっ散らかってて、よくわからない。

そうしてみんな白目むいて天を仰いでいると、

「リアクションがないと話を続けられない」と。

天を仰いでる時点で話が理解されてないリアクションなのだが、、、、。

そして大した事が決まらないまま、予定時刻の30分オーバーで終了。

その後、電子ピアノの搬出と、雪山に埋もれた融雪機の掘り出しに向かった。

取り出した跡


案の定ミーティングがうまくいかなった事が彼の中で腑に落ちないらしく(何回か出てるがうまく行った試しがない)、どーしたらいいのかなぁ、、、と言いながら雪を掘っている。

「結局1番伝えたかった事はなんですか?」と聞いた所、

「みんなからアイデアを出し合い、活気あるミーティングにしたい」

と言っていた。

その例え話が喪服の電話、、、。
その話からどう着地して、活気あるミーティングにたどり着くかも理解出来なかった。

そして、「議題」という日本語がある事は、言わなかった。

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