誰かにやらされてるのか?
今日は知り合いの社長の搬出のお手伝い。
ハイエース2台にて家具や細かなものを引き取りに行く。
基本、短時間なら車を路上駐車にて引き上げ、
多量の品がある場合は、マンションのお客様駐車場などを貸してもらう。
今回は町の中なのでお客様駐車場もなく、交通量も多く路上駐車禁止ゾーン。
吾輩「コインパーキングにでも入れますか?」
社長「ウーン、近くのコンビニに止めましょう」
小1時間でも、吾輩は人として気が引ける。いくら商品を買おうともパーキングではない。
まぁ、社長の車だし、レッカーされても関係ないからいいか、とコンビニに駐車。
現場のマンションまで歩いて3分。
さて、いざ搬出、というときに、
「ゴム手袋忘れました」と。
何しにきたん?
マンション降りてすぐ車ならまだしも、歩いて3分。
結局ゴム手袋取りに行っている間、1人で13階から物を下す。
戻ってきて、二人で運ぶ大きなものしかなくなった際に、
「電話来たのでちょっとストップです」
何しにきたん?
今出ないと爆発するの?
電話を後ほどかけなおすでもなく、
おなか一杯話している最中、
吾輩は途方に暮れる。
中には円形のテーブルもあったのだが、
どう見ても玄関から出ない。
天板と足を外すナットがあるタイプで、本人はバラさくても出ると思っていたらしい。
現場に行く前に、「分解とかあるかもだから写真見せて」と伝えたが、
スマホのどこに保管したかわからないらしいので、自前の工具は用意せず出発していた。
なので、結局車に積んである工具を取りに再度車に行ってもらった(笑)
事前チェックと、システマチックに動けば1時間もかからない作業が、なんやかんやで3時間もかかった。
作業内容は朝飯前の重量と物量だったが、
「今何の時間??」というのが多く、ダルーい作業だった。
社長自らの糧になる仕事(その下の吾輩にも糧になる仕事)なのに、
四六時中ため息してるし、元気にハキハキした動きではなくヌルーっとダラダラ動いているし、
誰のための作業なのか?
何のための作業なのか?
そんな事を考えさせられる現場作業となった。
これ以上ネガティブな空気にさらされるのも嫌なので、
用事が済んだので脱兎のごとく帰宅したのである。