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時間があるあなたにオススメな旅の方法

 私は沖縄が大好きです。昔から青い海、暖かい気候に憧れていましたが、初めて沖縄に行ったのは大学4年生のときでした。最初の旅の方法が沖縄をより大好きな場所にしてくれたと感じています。
 私なりの時間があるあなたにオススメな旅の方法です。もし、気に入りましたら是非チャレンジしてみてください。


1.現地での移動手段

 私のオススメする現地での移動手段は、基本徒歩です。少し移動距離を伸ばしたい時は、自転車です。ピンチのときは、ヒッチハイクをして助けていただいたこともありますが、基本は徒歩か自転車です。
 最初に沖縄に行った日も、那覇空港から徒歩でスタートでした。その時の移動ルートはこちらです。

距離にすると約61km

 観光スポットというよりは、南部の沖縄の戦跡を周っで歩いた旅でした。ゆっくり戦跡を見たりしたので、2日間で61kmを歩いた感じです。当時はスマホはなかったので、紙の地図を片手にこの道はあってるのかな?なんて思いながら、迷いつつ歩きました。
 でも、歩く中で感じられることがたくさんありました。その土地の空気感、匂い、足元に咲く花。なんでもない電信柱の下に、あの綺麗なハイビスカスが咲いているのに驚きました。
 これらのことは、車でさーっと通り過ぎる中では感じられません。また、めっちゃ地図と睨めっこしたからか、その土地の道の記憶が地図を見ただけで蘇ります。今でも南部はナビなしでも行けそうな感じです。時間はかかりますし、観光スポットを楽しむというよりは、その土地の生活感を楽しむことができました。

喜屋武岬近くの商店

 たくさん歩いて、疲れたーって思いながら何げなく入った喜屋武岬近くの商店も思い出です。こんな日常の空間が思い出深い場所になります。

2.宿泊先は

 宿泊先は基本、その日、その場で決めます。初日のみ決めてますが、それ以外は決めずに出発です。決めておいた宿に泊まるより、宿があるかないかのドキドキ感を楽しめます。
 宿を決めないことで、どこまで歩かなきゃみたいな事はなくなるので、気兼ねなく道を進むことができます。
 また、夕方になってきて今日はこの辺りで泊まる場所を探そうとなると、近くの人に「この辺りで泊まる場所ありませんか?」って聞くきっかけになります。この一声がきっかけでその土地の人と繋がることもあります。実際、その一声で繋がってその後、食事をしたり、沖縄の場所を案内してもらったりすることもありました。
 宿は聞いたけど、空きがあるかないかのドキドキ。今日は野宿かなぁなんていうドキドキも楽しめます。まさに吊り橋効果で、沖縄を大好きになってしまいます。

3.人数は

 私は1人で行きましたが、不安なら複数人でもと思います。でも、少ない人数の方がオススメです。なせなら、何か困ったりしたら現地の人に聞いたりするので、その土地の人と自然にコミュニケーションをとれるからです。その土地の人とのコミュニケーションから感じられることもあるので、少人数がいいかなって思っています。
 今はスマホがありますが、緊急時の電話以外に使用しないなどスマホに頼りすぎない状況を作ることも大切です。

4.おわりに

 こんな旅の方法を選択し、沖縄を楽しんでいました。観光スポット巡りというよりは、興味を持った土地を楽しむという方法です。この旅の方法に必要な荷物だけリュックサックに詰め込んで歩き回っていました。
 そんな旅の仕方だからか、旅行中に母親から「生きてますか?」のメールが届いていました。周りの人を不安にさせてしまう、観光やアクティビティーを楽しむ機会は少ないかも、移動距離は短くなるなどデメリットも多いですが、その土地との距離は近くなった気がします。だから、ぐっと沖縄が好きになって、今では私のアナザースカイです。

南城市にある知念岬公園

 ここは、宿があるか聞いた現地の人が教えてくれた場所。観光本にも載ってますが、現地の方に教えてもらって、連れていってもらった場所です。沖縄を訪れたら必ず立ち寄る場所にノミネートされています。こんな人、場所との出会い方もこの旅の魅力です。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。これは私なりの方法ですので、もし興味があれば。危険も伴うかもですが、それも旅の楽しみの一つととらえていますし、自分の好きな場所や拠所を得られるきっかけになるかもしれません。観光スポット巡りはその後でも十分に楽しむことができました。

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