QHHT体験②
3つの人生 その2(昔のヨーロッパ?)
次にハイヤーが見せてくれた光景は、暗闇の中で椅子に座っている状況だった。自分の手足だけが薄っすら見えるだけで周りは何もなかった。誰かにそこに居るように言われて何かを待っていたような気がしたが、不安になって、ここから出たいと思った。辺りを見渡すと、白い光が見えたので、そこから外に出れられると思って、その光を目掛けて歩いて行った。
外に出ると、打って変わって、美しい景色が広がった。天気が良く清々しい昼下がりという感じだった。イングリッシュガーデンのような緑と色とりどりの花が咲いている庭のようなところだった。緑ときれいな花が入り乱れた垣根の道があって、そこを歩いて行けば何か知ってるところに出るはずだと確信が芽生えた。
景色は綺麗だったが、歩いていても人の気配は一切なく、一人で歩いているのが若干心細く感じた。自分は甲冑のようなものを着ていたようで、重かったが、何故か平気で着慣れているような感じだった。
道が右に曲がって、右手の方の垣根が途絶えて、開けたところに出たので、視線を右の方に持っていくと、急に大勢の人が居たのでびっくりした。大勢の人は、椅子に腰かけたり立っていたりしていて、テーブルも置いてあった。西洋風の清掃をしていて、女の人はドレスを着ていて、男の人は自分と同じような甲冑を着ている人もいた。何故か静まり返っていて、みんな自分の方に注目しており、にやにや笑ってた。
何が起きているのだろうと不思議に思って、怖くなった。前方に目をやると、曲がり角から数人の人が出てきて、その後に、導かれるように女の人が出てきた。女の人は、黄色いドレスを着ていて、髪は若干赤毛で、青いイヤリングをしていた。女の人はこちらを見てほほ笑み、決まっていたかのように大勢の人の前に出てきた。女の人は神々しく堂々としていたので、おののいたが、同時にとても大事な人だということを思い出し、安心した気持ちになった。
また右の方に目をやると、大勢の人たちは、まだにやにやしていたが、そこで、これがとても大事な儀式だということを思い出し「そうだ結婚式だ!」と察して安堵した。大勢の人たちは笑いながら祝福してくれたが、自分は、ほっとしたのと緊張で、ただその場に立ちすくんでいた。
ハイヤーより
何故、この場面を見せたのか?ハイヤーに言わせると、人間ユーモアが大切だということを知ってほしかったからだとのこと。
このようなドッキリは、誰も傷つけず、みんながハッピーになる最高のユーモアだとのこと。特にヨーロッパの人たちはこのようなことをよくするので、ユーモアのセンスに長けているとのことだった。
愛は与える方ともらう方を経験しないと分からないので、これはもらった方を見てほしかったとのことだった。
思ったこと
自分の結婚式をサプライズさてれしまうなんて、結構なおっちょこちょいにも感じましたが、確かにハイヤーが言うように、緊張からの緩和がとても心地よく、皆さんの思いが伝わり幸せな気分になったので、そういった部分が人間には大切なのではないかと思いました。そこには、周りの人との信頼関係や愛が前提にないと、そういった心境に陥れない気がしました。皆が愛をもって、二極化や対になるものから統合していく過程が重要なことだということを、もしかしたら教えてもらえたような気がしました。
ヨーロッパで兵隊をやっていたなんて、全く思いもよらなかったため、半信半疑だったのですが、最近になって苺喫茶さんのセッションの中で、過去性があることを指摘されたので、とてもびっくりしました。
自分はあまり争いごとは好きではないので、ショックでしたが、そこでユーモアを学んでいたのかと思うと不思議と納得できました。