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QHHT体験③

3つの人生 その3(宇宙世?)

 次の光景は、目の前に灰色の岩がゴロゴロしていた。大きいのもあれば、小さいのもあり、それ以外は灰色の砂だった。地平線は真っ暗で星がたくさん出ていた。自分はシルバーの宇宙服を着て、その地平線を眺めていた。地平線には太陽のようなオレンジ色のひときわ大きな星がでていて、だんだん大きくなっていった。
 
 ここはどこなのか思い出そうとしたら、場面が移り変わり、その周辺や少し前の光景が浮かんだ。
 
 まず、大きな木が見えた。木全体が緑色?をしていて、いびつな形をしていた。木はとてつもなく大きく、街が入るほどの大きさ。木の中でみんなが生活している。木の背景はクリーム色をしていて、あまりに現実離れしていた。
 
 木には自分が生活しているカプセルのような部屋がたくさんくっついていて、自分はその部屋の中に一人で生活していた。部屋の中ではスタートレックの艦隊の服みたいな近未来の服を着ていた。部屋の中は簡素だったがおしゃれな感じだった。壁に覆われているわけではなく、広くも狭くもないといった印象だった。カーテンはなく、外はたくさんの星が出ていて、違うカプセルが並んでいるのが見渡せた。部屋の中は静かで一人で少し寂しい感じもあった。
 
 自分は、食事をしようとして、テーブルに向かった。テーブルは壁にくっついていて、テーブルを広げると、同時に食事も一緒に出てきた。白い箱に色とりどりのゼリーみたいなのが並んでいた。赤や黄色、緑の四角い食べ物で、ゼリーというより寒天のようだった。質素な感じで「またかー」と思った。その最中、何かに呼び出され、食事の途中で部屋を出ていくことになった。
 
 部屋は木にくっついているので、木の中を移動する形になった。木の中には大勢の人が居て、ごった返していた。複雑な迷路のようだったが、不思議と目的地にたどり着き、そこで、年配の男性と女性と会った。その年配の男性と女性もスタートレックの艦隊の服みたいなのを着ていて、微笑んでいた。大事な人のようで、懐かしく感じた。そこで会話をしたが、人が多すぎて聞き取れず、一緒に食事をすることになった。
 
 レストランのようなところで、一緒に食事をした。それも木の中にあったが、とても広く、沢山の人で凄く賑やかで、結局ごった返していた。その年配の男性と女性は、終始笑顔で「調子はどうだ」とか「ちゃんとやってるか」みたいなことを聞かれたような気がした。自分は調子を合わせて返事をしたが、何故か後ろめたいような感じがしていた。食事はあっというまに終わり、その年配の男性と女性も、もう帰るとのことだったので、見送って、また部屋に帰った。部屋に帰るとまた静寂になり、寂しさが出てきた。するとまた、呼び出しがあり、今度は緊急のようだった。

 慌てて宇宙服を着て、外の方に出た。自分はいち早く外に出たようで、最初の場面に戻り、地平線の向こうのオレンジ色の光を見ていた。すると、カプセルから宇宙服を着たたくさんの人がでてきて、同じようにオレンジ色の光を眺めていた。皆凄く慌てていて、「これはおかしい」「こんなことは初めてだ」といったようなことを言っていた。オレンジ色の光は、だんだん大きくなり、空一面に広がった。凄く怖くなり、皆慌てて逃げようとしてパニックになっていた。

 オレンジ色の光は爆発したように広がり、自分は宙に放り出されて一気にその光に包まれた。まぶしい光に包まれて、その場で宙に浮いたまま静止した。しかし、全く怖くなはなく、痛みもなく、静寂に包まれ、むしろ凄く心地がよく満たされた感じになり、なぜか「これでいい」というメッセージが聞こえた。

ハイヤーより

 何故、この場面を見せたのか?ハイヤーに言わせると、人生が終わっても、結局また宇宙のソースに帰っていくので、安心してほしいとのことだった。
 一つ目の人生では愛を与える方を見てもらい、二つ目の人生では愛を受け取る方、三つ目の人生では自分たちはもともと愛そのもので、いずれそこに帰るということだった。

思ったこと

 地球離れしすぎており、どの時代、どの場所かは全く分かりませんでしたが、別の星での出来事のような気がしました。
 しかし、共通するのは、愛で、それを懐大きく、何があっても大丈夫だと背中を押してくれたような気がして、何か救われたように感じました。 
 これからの人生でも、ハイヤーを見習って愛に沿って生き、これでいいだとバカボンのパパのような懐の深さで生きていけたらと感じました。


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