それ、聞く?
それ、聞く?
子どもから聞かれたとき、そんなふうに思ってしまいました。別にやましいことがあるわけではないのですが、ギクリとしてしまったのです。正直に答えるだけなのですが、少しだけ考えてしまいました。
それは、夕食どきだったと思うのですが、平日の夜でした。質問はこうでした。
「パパって、何歳で逆上がりできるようになった?」
もったいぶったわりに、軽い内容だったかも知れません。逆上がり、できますか?何歳の頃にできるようになったでしょうか。
僕は、逆上がりができません。小学生の時に、多くの子たちと一緒に練習したのですが、結局できずに成長しました。鉄棒、という種目は、そのあと体育の授業で登場することなく、逆上がりができないことは、特に誰にも話したこともありませんでした。
「何歳でもできなかったよ。」
本来なら、練習を繰り返してできるようになったよ、とか、できないとしても練習すればできるようになるよ・・という答えをするべきだったのかも知れません。子は「えっ?」という表情になってしまいました。
子どもは、大人はなんでもできる、と思っている年頃。我が家では結構あることですが、大人でもできないこともあるよと伝えています。大人だからちゃんとしなくちゃいけないのですが、運動系の種目については僕も妻も芳しくないのです・・。
ちなみに、子は補助版を使って駆け上がるように回ることはできるらしいので、頑張って練習してね、とは伝えました。逆上がりって、できるとすごく楽しいらしいですね。
思えば、僕の妹がスポーツ万能で足も早かったので、僕は子どもの頃から運動では勝負することをやめていました・・。大人になると、スポーツ経験はあまり関係なくなってしまうものですが、子どもにお手本を見せられる大人、もカッコいいんですよね。
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