キッチンカーがいる
昨今の状況の変化で、キッチンカーをいろんな場所で見かけるようになりました。
僕の住む稲城でも、平日、休日問わずあちらこちらにキッチンカーがやってきます。初めは、割高かなと思っていましたが、買ってみると美味しい。専門店が作ってるんだから美味しいのは間違いなかったわけです。
テイクアウトでご飯を済ますだけでなく、キッチンカーでも選べるご飯に、僕たち夫婦は、なんとなくホッとしたりします。
ある週末、近所に来ていたキッチンカーに行ってみたら、テレビクルーがいました。
と、わかったのも「NEWS every. 撮影中」と書かれた派手なピンクのビブスをつけたおじさんがいたのです。
聞けば、「キッチンカーに密着してるんです。お店が新橋にあって・・。」
新橋といえば日テレのお膝元。僕の新卒で入った会社も少し先にありました。(社名の略称が似ていますが広告の○通ではないです。)
横では妻が「やっぱり美人がお店にいたらテレビが来るのかねぇ」などと、おじさんのようなことを言っていましたが、確かに美人。
マルタ料理の専門店を始めたものの、この状況下でキッチンカーに挑戦している家族の話でした。確かに、子どもらしき2人も絶妙な距離感で遊んでいました。
料理を買うと、バナナジュースをサービスしてくれて(その直前にテレビの人とお店の方がコソコソ話していたのを見ていますが)、どうぞ、と促されました。
どうぞ?
そう、味を見てほしい・・つまり、食リポせよ。そんなお願いでした。
至近距離からカメラに見つめられ、ゴクリ。
思ったよりもさっぱりしてて、甘さも控えめで、飲みやすいです。
さらっと話したように書いてしまいましたが、句読点の間にはかなりの間があり、さらにテレビの人からの質問もあって、なるほど映像はこうして作られるのかぁと納得したりしてました。
ほかの料理も感想を求められましたが、どちらもとても美味しく、また食べたいと思いました。肌寒い日だったので、アツアツの料理が食べられるのはとてもありがたかったです。
子は、一緒にいたお店の子たちと遊んだりして、さすが子どもだなぁと。キッチンカーが来ると、その家族も来ることが多いのかも知れません。
聞けば、お子さんがお店のロゴをデザインしたのだとか。子どもの絵、というものではなく、しっかりと練られたデザインのように感じました。家族で、覚悟というか思いを合わせているって、強いなと思ったりしました。
放送された映像をきちんと見てませんが、ちゃんと映っていたよ、と聞きました。
キッチンカーを楽しむ家族と、キッチンカーで食べていく家族、いろんな家族がいるなぁと思うのでした。
これからも、キッチンカーにお世話になります。