思い出のM8
こうして、毎日更新を続けていられるのは、いや、安心して書いたり読んだりできるのは、日々の積み重ねはもとより、一つ目の投稿からずっと褒めてもらい続け、さらに読んでもらえる場があるからなのだと、いつだって思っています。
noteが、サービス開始から8周年ということで、おめでとうございます。
ついつい僕が考えてみるのは、この8という数字の意味というか、何か良い例えはあるかということ。例えば、投稿数400本ならば400字詰の原稿用紙のように。
最近、思い出したように書いている、楽器を演奏した時の話から、あることに気がついたのです。
楽器を演奏する人にとって欠かせないのは、楽譜ではないでしょうか。和太鼓や箏などのように特殊な表記をするものもありますが、その楽譜に載っているのは、音符と呼ばれている記号たちです。記号たちが表すのは、音の高低や、長さ、強さ、表現方法など多岐にわたります。
その中で、音階と呼ばれる、音の連なりがあります。端的に言えば、ドレミファソラシドのことです。この、ドからドまでの間は8度と数えられていて、それをオクターヴと呼んでいるのです。
これ、なぜオクターヴなんだろうか・・と思い、調べてみたら、8度をあらわすラテン語が“octavus”らしく、それが派生したようなのです。この“octavus”って、”octopus”にも似ている気がします。そう、8本足のタコのことです。
唐突ですが、8と言えば、学校と呼ばれている場所での吹奏楽の経験がある方は、「エムはち」と呼ばれている楽譜屋さんのことを思い出す方もいるかも知れません。ミュージックエイト、という楽譜屋さんなのですが、この楽譜がすごいのです。
歌謡曲、オーケストラ、映画音楽、あらゆる楽曲を、吹奏楽のためにアレンジする能力がずば抜けているのです。とにかく演奏が簡単になるように、でも単調にならずオリジナルの雰囲気も残しつつ、吹奏楽という編成のために楽譜を書いているのです。
僕の思い出の曲は、ボーカルの部分がトランペットのソロになっている「もののけ姫」、中学校の頃に、意識を朦朧とさせながら吹いた「栄冠は君に輝く」です。
さて、僕のnoteでの創作は、4年前が始まりでした。
一番最初の投稿は、実はすでに削除してしまったのですが、確か自己紹介だったように記憶しています。
そこから、東京マラソンのことを書いたり、日々の気づきや、子どものことを書いて行くにつれ、毎日書いてみたい気持ちが湧いてきて、今日に至る・・といったところでしょうか。
1年ほど前からは、細々と続けていたTwitterとも連携して、noteの世界が広がりました。さらに、自分のfacebookにも記事を共有することで、普段仲良くしている方にも読んでもらえるようになりました。
実は、noteでのフォロワー数が、僕のいくつかのSNSの中でもダントツで多い数字なのです。それはとても嬉しくて、誇らしくなると同時に、気を抜くとつい誰かと比べたくなるものでもあります。そんなふうに、数字に驕ることなく、自分の書きたいことを書いていけたらと思います。
妻は、よく「あなたはnoteに住民票を移した」と言うのですが、noteの街開きから8年経って、僕が”住み”始めてから4年が経ちました。果たして、いつまで住み続けられるのかなぁ・・なんて、思いながら8周年をお祝いしたいと思います。
おめでとうございます。
そして、これからもどうぞよろしく。