美味しいごはんの周りには、温かい人がいる
もう懐かしさすら感じてしまう、今年の夏、国連のWFPが企画したエッセイコンテストに応募しました。
エッセイを投稿すると、協賛企業から途上国に対して3人分の給食が賄える募金がされる仕組みの、チャリティー企画。
自分の好きなことで、誰かを助けられるかも知れない、それはありがたくも、嬉しくもあるコンテストでした。
そのエッセイコンテストの作品集が届きました。
入選作品集ということで、この作品集が届いたということは、自分の作品は入選しなかったのだ、と気が付いたのですが、作品集を読んで息を呑みました。
小学生って、こんなに書くの上手いの⁉︎
食べること、がこんなにも鮮やかで、人の気持ちを映しているとは思わなかったのです。それをとても素直な言葉で綴った文章に出会いました。
時節柄、新しい感染症の話題から離れることはなかったのですが、小学生、中学生、高校生のそれぞれのエッセイは、驚きとともに涙を流してしまうような作品ばかりでした。
いま、給食調理師さんの物語を読んでいたこともあって、小説という架空の世界だと思っていたことも、現実で働いている方のエッセイに触れて、実際にも行われていることなのだと感じ入ったのです。
食べる人、作る人の思いが素直に表現されていて、これは審査員さんたちはとても幸せな時間だっただろうなぁと思いました。
食べる人の感謝に溢れた文章を読んだら、作り手は、きっと励まされるはず。さらに、この感謝の言葉たちが、募金に形を変えて給食が必要な子どもたちに届いているのだとしたら、とても幸せな循環です。
HPには入賞作品が掲載されているので、ぜひ読んでみてください。
来年も企画されたら、また何本か書きたいです。書くのが好きな方、ご一緒しましょう。
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