まじかよ、1歳半
1,600日達成の煮込み記事で、短い期間だけれども育休中であることを書かせていただきました。その期間が8割を過ぎたあたりなのですが、印象を書かせていただきます。
男性育休とかパパ育休などと呼ばれているようですが、男性が取る育児休業ってやっぱり必要だなと思ったのです。(過去3回とも同じ思いです)
今回の育休は、生後間もない赤ちゃんのお世話や家族のケア、というわけではなく、1歳半になる子が在宅でいる間の本人と家族のケアのために取得しました。
具体的には、1歳半になる子が、とある手術を受けたので、保育園に預けられない期間(食べるものや行動が制限されるので、自主的にお休みさせた)があり、在宅時の面倒を見ている、というものです。
当初は1ヶ月間を予定していましたが、業務の都合がつけられず、短くしました。個人的には短くて、悔しいです…!(ザブングルのイメージ笑)
所属している部署の人数が限られていて、同じような仕事をしている人もおらず、事前にマニュアルなども作ってはいましたが、色々と不安だったこともあり、業務とのギリギリのタイミングを見計らった結果が2週間でした。
我が子は、1歳半になりました。8年前(調べてみてびっくり)に出た、一歳半あるある絵本は、上の子たちと読みながら良く笑ったのを思い出します。そして、まさに”いっさいはん”の主人公のように行動し始めました。
まだ、独りで立って歩くことはありませんが、伝い歩きや、高速ハイハイなどで移動し、言葉にならない声を張り上げたり、しつこく同じ遊びを要求したりします。
静かになったかと思えば、ティッシュやお尻拭きなどの紙類を出しまくっていたり、大人の鞄を漁って財布を物色していたりと、油断ができません。
部屋をいつでも綺麗にしておけたら不安は減るのですが、ほかのきょうだいたちがいて、おもちゃや文房具などが床に放置してあることもしばしば。
退院直後は、食事制限があったりしたので、その準備もなかなか大変でした。もう作らないと思っていた離乳食を、今の体型に合わせて、当時の3、4倍の量作ったり、嫌いな食材の時の拒否反応にイラッとしたり(笑)
赤ちゃんの頃は1日の多くの時間を寝てくれていたのですが、一歳半となると寝ている時間はかなり減って、起きている状態で一緒にいることがほとんどの時間になっています。
単に座っておもちゃなどで遊ぶだけでなく、ベビーカーに乗せて外を散歩したり、手を取って少しずつ歩かせてみたり、階段を登らせてみたりと、動きを伴った遊びが必要になっていました。
それに伴って、親もかなりの時間を一緒に過ごすことになりました。赤ちゃんの頃は、寝ている間など隙間時間があったのですが、今回はそれがとても少ない。
そんなわけで、1日過ごすと体力的な疲労はもとより、ほかのことができる時間がなくなっていて、育休を経験しているだけについつい比較して、勝手に損した気分に。
子どもを預けられる保育園のありがたみを改めて感じました。
ただ、幼稚園に通っている子の親は、0歳から2歳になるまで、子と一緒に過ごしているわけで、ほんとうに頭が下がります。僕はたったの2週間で、へとへとです(笑)
育休を取った時の子どもの月齢は様々でしたが、1歳を超えた場合の育休は、体力も時間も削られる感覚が強く、学校や保育園、そしてお互いの両親(ばあば、じいじ)への感謝の気持ちが止まりません。
ふとした瞬間に、半ば逃げるように仕事していたんだなと思うこともありました。楽しいけれど、やはり全てが楽しいわけじゃないのです。
子どもたちの成長を目の当たりにしたいと思う理想とは裏腹に、子どもたちから切り離された時間がほしいと思っていた自分にも気がついて、子育ての難しさと、親という存在のあり方を考える日々になりました。
退院後の様子について、保育園との話し合いの時間もあって、子どものことを考えてくださっている方が周囲にいることを感じ、励まされる思いでした。
育休明け、いつもの生活に戻るわけですが、きっと元には戻らないだろうなぁと思ってもいます。仕事が休みだからと、あれもこれもと生活の中身を見直してみたりしています。2度目の育休、短いけれど濃い日々です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました! サポートは、僕だけでなく家族で喜びます!