コーヒーの日に、おめでとう
今日は「コーヒーの日」なのだそうです。そして、毎年のように勝手にお祝いしている、とあるカフェの開店記念日でもあります。
その店とは、クルミド・コーヒーというお店。今日で開店16周年、おめでとうございます。
さきの文学フリマ東京にも、コーヒースタンドとしてお店を出されていました。僕は、当日までそのことを知らなかったのですが、会場図を見て驚きました。
どうやら毎年出店されているようでした。好きなお店だと自負していたのに全然知らなかった…文フリに行く理由がひとつ増えました(笑)
こうしてそのお店のことを書いていることもあって、文フリに出ていた方が「あの、クルミドコーヒーだ!」と気が付かれた、なんて話を聞きました。まさかの効果…!
会場では、店名を付けた出版もされているので、コーヒーだけではない魅力があるお店でもあります。
2018年、まだ僕がnoteを始める前に、開店10周年のお祝いがありました。
当時は、年間で6回くらいはお店に行っていました。今では、子どもたちもいることから、その頻度はだいぶ落ち着いてきて、運が良ければ行けるかどうか、になってしまいました。
センスを凝らしたドリンクや、手作りのフードの存在感も特別なのですが、何より場所の雰囲気が好きで、毎回どの席に座れるのか、楽しみにお店にいきます。
大きなテーブルを共有したり、さまざまな高さにお客さんが座っていたりと、常に誰かと一緒にお店にいる感覚。ちょっとした緊張感もありますが、そこに初めて来店したお客さんがいると、なぜだか嬉しくなってしまいます。
数年前には、カフェが主催した地域大学的な集まりに参加させてもらい、色々なことを考えるきっかけになりました。
そのときに会をまとめていたリーダーは、いまは国分寺でカフェを開いていて、春に、ようやく行くことができました。
参加していた当時、真ん中の子の1歳の誕生日のその日に集まりがあったこともありました。
そんなこともあって、単なるカフェを超えて、なんとなく家族の中にある場所になっています。
子どもたちも「クルミドなら行くー!」と言ってくれることもあり、ふらりといきたいのですが、現実はなかなか難しくなってしまっているところに、寂しさもありつつ時の流れを感じていたりします。
とはいえ、お店の存続はお客さんがいなければ成り立たないもの。烏滸がましいことは言えないけれど、お店が続くためにぜひともお客として、お店に行きたいと強く願うのです。
これからも、テーブルの上のクルミを食べたいですし、たまにはお手紙コーヒーも出したいです。
あらためて、16歳の誕生日、おめでとうございます。