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地方創生信号 #毎週ショートショートnote

令和5年7月1日付け道路交通法施行規則の改正により、信号機の燈器の形状については、設置されている地域の実情に応じて、その性能を妨げない程度に改修することができるようになった。

数年前に流行ったご当地ナンバープレートの信号機版だ。地方創生の名の下に、日常目にしている信号機についてもその地域性を表出させ、親しみを感じさせるとともに、地域への愛着や来訪の動機付けとしても活用できる。

地域はこぞって、特産品をデフォルメしたデザインを考えた。青森県は赤をりんごに、宮城県は黄色をあの銘菓に、北海道は緑をまりもに見立てるなどしている。中でも、熊本県の担当者は信号の3色だからこそ実現できるデザインを発表し、他県からも注目された。

それが、西瓜信号である。青の部分に黒い線を縦に並べて西瓜の実を表現し、赤と黄には、西瓜のタネをあしらった。現在、赤と黄の部分を丸ではなく三角にできないか検討中とのことだ。

早ければ、来月に市内の主要な交差点の信号機が新しいデザインに改修され、お披露目される見込みである。

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法は実在しますが、改正内容等はフィクションです。



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